相違・比較

1 - 16 ( 16 件中 ) 

[PR]
雲泥の差
うんでいのさ
意味
天の雲と地の泥は距離に大きな隔たりがあるところから、天と地ほどの非常な大きな違いがあることのたとえ。
類義語
雲泥万里 / 月と鼈 / 雪と墨 / 提灯に釣鐘 / 天地雲泥の差 / 駿河の富士と一里塚

聞いて極楽見て地獄
きいてごくらくみてじごく
意味
話に聞いていたのと実際に見たのとではまるで違うことで、聞くと見るとは大違いのずっと悪い状態のたとえ。
類義語
聞くと見るとは大違い / 見ての極楽住んでの地獄 / 聞いて千金見て一毛 /御殿極楽見て地獄 / 聞いてびっくり見てがっくり / 見たと嘗めたは大違い

駿河の富士と一里塚
するがのふじといちりづか
意味
富士山と、一里塚は形は似ているが、比較にならぬという意で、差があり過ぎて比べものにならぬことのたとえ。
類義語
月と鼈 / 提灯に釣り鐘 / 瓢箪に釣り鐘 / 雲泥の差 / 霄壤の差

千人の諾々は一子の諤々に如かず
せんにんのだくだくはいっしのがくがくにしかず
意味
人の言うなりに従う千人の者は、自分が正しいと信じることを堂々と主張する一人に及ばないということ。
類義語
衆愚の諤々たるは一賢の唯々には如かず

千羊の皮は一狐の腋に如かず
せんようのかわはいっこのえきにしかず
意味
千枚もの羊の毛皮も、狐の腋の下の白い毛皮一枚には及ばないの意で、多数の凡人が集まっても一人の賢者に劣ることのたとえ。

大黒柱を蟻がせせる
だいこくばしらをありがせせる
意味
大黒柱を蟻が噛む意で、びくともしないことや、力の及ばないことのたとえ。また、非力な者が不相応な大仕事に取り組むたとえにも用いる。
類義語
大黒柱と腕押し / 大仏を蟻が曳く / 藁しべを以て泰山を上げる / 富士の山を蟻がせせる

月と鼈
つきとすっぽん
意味
どちらも形は丸くて似ているが、実質は比較にならぬほどかけ離れて違っていることのたとえ。
類義語
提灯に釣り鐘 / 雲の差 / 雲泥万里 / 雪と墨 / 駿河の富士と一里塚 / 月と朱盆

歯亡び舌存す
はほろびしたそんす
意味
堅い歯はなくなっても柔らかい舌はなくならない意から、剛強なものはかえって早く減び、柔弱なものが長く生き続けることのたとえ。
類義語
柳に雪折れなし / 堅い木は折れる

百聞は一見に如かず
ひゃくぶんはいっけんにしかず
意味
人から百回話を聞くよりも、自分の目で一度見て確かめることのほうが碓実であるということ。
類義語
千聞一見に如かず / 聞いた百より見た一つ / 論より証拠 / 聞いて千金見て一文

見たと嘗めたは大違い
みたとなめたはおおちがい
意味
見ただけと、実際に味わってみたのとは大きな違いがあることから、外見と内容がひどく異なっていることのたとえ。
類義語
聞くと見るとは大違い / 聞いて極楽見て地獄

昔千里も今一里
むかしせんりもいまいちり
意味
昔は千里を行くことができた良馬も、今は一里しか行けないの意から、優れた人でも年をとれば才能が哀えることのたとえ。
類義語
麒麟も老いては駑馬に劣る / 昔の剣今の菜刀
対義語
昔操った杵柄

昔の剣今の菜刀
むかしのつるぎいまのながたな
意味
昔は剣であったものが、今では菜刀にしか使えないの意で、優れたものでも古くなれば役に立たなくなることのたとえ。
類義語
昔の長刀今の莱刀 / 昔千里も今一里 / 麒麟も老いては駑馬に劣る / 正宗も焼き落つれば釘の価 / 昔は肩で風を切り今は歩くに息を切る
対義語
昔操った杵柄

柳に雪折れなし
やなぎにゆきおれなし
意味
柳の枝はしなやかだから、雪が降っても適当に振り落とすので折れることがないように、柔軟なものは剛堅なものよりも適応性があって、かえって丈夫であることのたとえ。
類義語
柳に風折れなし / 堅い歯は折れても柔らかい舌は折れぬ / 歯亡び舌存す / 柳で暮らせ / 堅い木は折れる / 木強ければ則ち折る / 柔能く剛を制す

雪と墨
ゆきとすみ
意味
白と黒で、正反対なこと、価値などの相違が甚だしいことのたとえ。
類義語
鷺と烏 / 月と鼈 / 提灯に釣り鐘 / 鍋蓋と鼈 / 雲泥の差 / 駿河の富士と一里塚

竜の鬚を蟻が狙う
りゅうのひげをありがねらう
意味
弱小なものが、自分の力を顧みずに強大なものに立ち向かうたとえ。また、大それた計画や無謀なことをすることのたとえ。
類義語
蟷螂の斧 / 蜘蛛網張って鳳凰を待つ

論より証拠
ろんよりしょうこ
意味
あれこれ議論するよりも、証拠を、示すほうが物事は明らかになるものだという教え。
類義語
論をせんより証拠を出せ / 論は後証拠は先 / 証拠が先 / 百聞は一見に如かず

1 - 16 ( 16 件中 ) 

[PR]
人生 人間 男と女
日常生活 社会 自然
50音別

このページの先頭へ