用心・用意
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浅い川も深く渡れ
あさいかわもふかくわたれ - 意味
- 浅く見える川でも、渡るときは深い川と同じように用心して渡らなくてはいけないという教え。
- 類義語
- 石橋を叩いて渡る / 用心は深くして川は浅く渡れ
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葦をふくむ雁
あしをふくむかり - 意味
- 海を渡る雁は、疲れた時にとまって翼を休める用意に枯れた葦をくわえて飛ぶということから、用意がよいことのたとえ。
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危ない事は怪我のうち
あぶないことはけがのうち - 意味
- 危ないことをするのは怪我をする確立が高いことだから、最初から近づかないはうがよいということ。怪我をしてからでは遅いから、用心に越したことはないという戒め。
- 類義語
- 君子危うきに近寄らず / 賢人は危うきを見ず / 転ばぬ先の杖
- 対義語
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
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雨垂れは三途の川
あまだれはさんずのかわ - 意味
- 雨垂れの落ちる軒下から一歩出れば、外にはどんな危険が待ちかまえているかわからぬから、いつも用心を怠るなという戒め。
- 類義語
- 雨垂れ落ちは三途の川 / 男子家を出ずれば七人の敵あり
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過ちは好む所にあり
あやまちはこのむところにあり - 意味
- 不得意なことや経験の浅いことにはよく注意してやるので失敗は少ないが、得意なことや好きなことになると、とかく油断があるので失敗が起こりやすいという戒め。
- 類義語
- 善く游ぐ者は溺る / 河童の川流れ / 好きな事には騙され易い / 好く道より破る
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慌てる乞食は貰いが少ない
あわてるこじきはもらいがすくない - 意味
- 早く多く貰おうと慌てて欲張る物乞いは、仲間の反感を買って、かえって貰う物が少なくなるものだ、ということ。平静さを失うなという戒め。
- 類義語
- 慌てる蟹は穴へ入れぬ / 急いては事を仕損じる
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安に居て危を思う
あんにいてきをおもう - 意味
- 平穏な日々を送っている時にでも、つねに非常の場合、危機の到来した場合のことを念頭において備えておくという意味。
- 類義語
- 治に居て乱を忘れず
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言いたい事は明目言え
いいたいことはあすいえ - 意味
- 思ったことをその場ですぐ言わないで、よく考えたうえで言えば失敗することはないということ。腹をたてたり興奮したりしているとき、感情のままに言いたいことを言うと、後で悔やむことになるという戒め。
- 類義語
- 腹の立つ事は明日言え / 月日変われば気も変わる
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石橋を叩いて渡る
いしばしをたたいてわたる - 意味
- 堅固な石橘ですら叩いてその安全を確かめてから渡るように、用心のうえにも用心を重ねるたとえ。慎重すぎる人を皮肉って用いることも多く、さらに「石橋を叩いても渡らない」などという。
- 類義語
- 念には念を入れよ / 石橋に鉄の杖 / 浅い川も深く渡れ / 転ばぬ先の杖
- 対義語
- 危ない橋を渡る / 虎穴に入らずんば虎子を得ず
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急がば回れ
いそがばまわれ - 意味
- 急ぐときは、危険がある近道を通りたくなるのが人情だが、そんなときこそ回り道でも安全な道を選んだほうが結局は早く着くものだということ。急ぐ仕事はかえって着実にていねいにせよとの教え。
- 類義語
- 近道は遠道 / 遠道は近道 / 回るは早道 / 走れば躓く / 急せいては事を仕損じる / 急がば高火 / ゆっくり急げ
- 対義語
- 巧遅は拙速に如かず
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旨い事は二度考えよ
うまいことはにどかんがえよ - 意味
- 自分にまことに都合のよいでき過ぎた話には、眉唾なものが多いから、十分慎重に考えた上で対処せよという教え。
- 類義語
- 旨い話は怪我のもと / 好事魔多し
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煽てと畚には乗り易い
おだてともっこにはのりやすい - 意味
- 人からおだてられると、誰でもいい気になって失敗しやすいということ。
- 類義語
- 煽てと畚には乗るな
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煽てと畚には乗るな
おだてともっこにはのるな - 意味
- 人のおだてや甘言には乗り易いことを、おもしろくいった戒め。
- 類義語
- 煽てと畚には乗り易い / 馬に乗っても口車に乗るな
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男は敷居を跨げば七人の敵あり
おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり - 意味
- 社会で仕事をする男性が多くの敵とぶつかるという意。
- 類義語
- 男子家を出ずれば七人の敵あり
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瓜田に履を納れず
かでんにくつをいれず - 意味
- 瓜畑で靴が脱げても、かがんで履き直していれば瓜を盗んでいると疑われてしまうから履き直すようなことはするなの意で、人に疑われるような行為はするなという戒め。
- 類義語
- 瓜田の履 / 疑いは言葉で解けぬ / 嫌疑には遠ざかれ / 瓜田李下 / 李下に冠を正さず / 人の畠に入るな
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壁に耳あり障子に目あり
かべにみみありしょうじにめあり - 意味
- 密談などは、どこでだれが聞いていたり見ていたりするかわからないというたとえで、隠し事は漏れやすいから用心せよという戒め。
- 類義語
- 壁に耳 / 壁に耳天に口 / 壁に耳垣に目口 / 昼には目あり夜には耳あり / 闇夜に目あり / 藪に目 / 藪に耳 / 石に耳あり / 天に口あり地に耳あり
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川越して宿を取れ
かわこしてやどをとれ - 意味
- なすべきことは、後回しにしないで先に片付けておくのがよいということのたとえ。
- 類義語
- 川を前に控えて宿るな / 今日できることを明日まで延ばすな
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雉も鳴かずば打たれまい
きじもなかずばうたれまい - 意味
- 雉も鳴かなかったらば、いる所も知られず打たれることもなかったろうに、の意から、余討なことを言ってわざわざ災いを招くことのたとえ。不必要なことばは慎まなくてはいけないという教え。
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切る手遅かれ
きるておそかれ - 意味
- 軽率に事を決行したり、決断を下したりせず、その前に十分に熟慮せよという意味。
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釘の裏を返す
くぎのうらをかえす - 意味
- 念には念を人れるたとえ。
- 類義語
- 裏釘返す
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