自戒
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頭の上の蠅を追え
あたまのうえのはえをおえ - 意味
- 他人にたかる蠅を追ってやろうとするおせっかいな人がよくいるが、そんな人にかぎって自分の頭にとまっている蠅に気づかない。他人のことに口出しするよりも、自分のことをしっかりやれという意味。
- 類義語
- 己の頭の蠅を追え / 人の蠅を追うより自分の頭の蠅を追え
- 対義語
- 人の事より我が事
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仇も情けも我が身から出る
あだもなさけもわがみからでる - 意味
- 人から恨まれたり愛情を示されたりするのは、すべて自分が招いたものであるということ。ふだんの心掛けや行い次第であるということ。
- 類義語
- 因果応報 / 自業自得 / 身から出た錆
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過ちて改めざる是を過ちと謂う
あやまちてあらためざるこれをあやまちという - 意味
- 人が過ちを犯すことはやむを得ないが、過ちと気づいたらすぐに改めるべきで、改めようとしないことこそ真の過ちというものであるという教え。
- 類義語
- 過ちては改むるに憚ること勿れ / 過ちをかざる勿れ / 間違いは勘定に入らない
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過ちては改むるに憚ること勿れ
あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ - 意味
- 過失を犯したと気づいたら、周りの人や体裁などを気にしてためらうことなく、すぐに改めなければいけないという戒め。
- 類義語
- 過ちて改めざる是を過ちと謂う / 過ちをかざる勿れ / 間違いは勘定に入らない
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生きの臭きは主知らず
いきのくさきはぬししらず - 意味
- 自分の息の臭いのは本人はわからないように、自分の欠点には気がつかないものだというたとえ。
- 類義語
- 我が身の臭さ我知らず / 臭いもの身知らず / 人の七難より我が十難 / 我が糞は臭くなし
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易者身の上知らず
えきしゃみのうえしらず - 意味
- 易者は他人の運命は占うが、自分の運命に関しては全くわからないという意で、他人のことはいろいろわかるが、自分のことになると正しい判断ができないことのたとえ。また、他人を批判するより自分を省みよ、の意味にも用いる。
- 類義語
- 人相見の我が身知らず / 陰陽師身の上知らず / 医者の不養生 / 紺屋の白袴 / 坊主の不信心 / 儒者の不身持ち / 髪結いの乱れ髪
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遅牛も淀早牛も淀
おそうしもよどはやうしもよど - 意味
- 歩みの遅い牛も、歩みの早い牛も、行き着く所は同じという意味。あくせくするのを戒めるたとえ。
- 類義語
- 牛も千里馬も千里
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己の頭の蠅を追え
おのれのあたまのはえをおえ - 意味
- 他人のことにあれこれ口を出す前に、まず自分のことをきちんとせよという戒め。
- 類義語
- 自分の頭の蠅を追え / 頭の上の蠅を追え / 我が頭の蠅を追え / 人の蠅を追うより己の蠅を追え / 面面の蜂を払う / 我が蜂払え / 人の事より足下の豆を拾え
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己の欲せざる所は人に施す勿れ
おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ - 意味
- 自分が好まないことは他人も同じように思っているのだから、それを他人にしてはならないという戒め。
- 類義語
- 我が身を抓って人の痛さを知れ
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隠すより現る
かくすよりあらわる - 意味
- 隠し事は、隠そうとすればするほど人に知れやすいということ。
- 類義語
- 隠すことは現る / 隠すほど現る / 隠すことは知れ易し / 隠すこと千里 / 隠れたるより見るるはなし
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隠れたるより見るるはなし
かくれたるよりみるるはなし - 意味
- 秘密にしていることのほうが、かえって人に知られやすいという意で、隠し事にしなければならないような行為は慎めという教え。
- 類義語
- 隠すより現る / 隠すこと千里
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勝った自慢は負けての後悔
かったじまんはまけてのこうかい - 意味
- 勝負事に勝った時に自慢したくなるのは人情というもの。しかし、自慢しすぎると負けた時に引っ込みがつかなくなり、人一倍恥ずかしい思いをしなければならないということ。
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壁の穴は壁で塞げ
かべのあなはかべでふさげ - 意味
- 壁に穴があいたら同じ壁土で塞ぐべきであって、手近な、ありあわせの物を使って塞ぐべきでないということ。何事も一時しのぎではうまくいかないという戒め。
- 類義語
- 壁の繕いは土でなければできぬ / 壁は壁で塞げ
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心焉に在らざれば視れども見えず
こころここにあらざればみれどもみえず - 意味
- 心が他の事にとらわれて上の空でいると、見ているようでも実際には何も見えてはいないの意で、心を集中していなければ何事も修めることはできないという戒め。
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心の駒に手綱許すな
こころのこまにたづなゆるすな - 意味
- 心を馬にたとえ、放っておくと自由奔放に悪いほうへ走りがちなので、手綱で常に制御するようにという意味。
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小事に拘わりて大事を忘るな
しょうじにかかわりてだいじをわするな - 意味
- つまらぬ小事にかかずらって、本来の肝心な目的を忘れてはならないという戒め。
- 類義語
- 大事の前の小事 / 小を捨てて大に就く
- 対義語
- 小事は大事
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知らざるを知らざると為せ是知るなり
しらざるをしらざるとなせこれしるなり - 意味
- 知っていることと知らないことをはっきり区別し、知らないことは知らないと認めるのが本当に知ることだという意味。知ったかぶりへの戒めとしても使われる。
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するは一時名は末代
するはいっときなはまつだい - 意味
- つらい嫌な事でも一時我慢してやれば済むことであり、するべき事をしないでいれば、不名誉は後々まで残るの意で、するべきことは、苦痛であってもしなければいけないという教え。
- 類義語
- 間うは一旦の恥間わぬは末代の恥 / 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
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他山の石とする
たざんのいしとする - 意味
- よその山から出た粗悪な石でも、自分の宝石を磨く砥石として役立てることができるの意で、つまらぬ他人の言行でも、自分の知徳を磨き向上させるための材料にするというたとえ。
- 類義語
- 人の振り見て我が振り直せ / 人こそ人の鏡 / 人を以て鑑と為す
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足るを知る
たるをしる - 意味
- 欲望にはきりがないので、自分の能力や環境など、分相応のところで満足する心境に到達することをいう。
- 類義語
- 禍は足るを知らざるより大なるはなし / 足るを知る者は富む
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