結婚・夫婦
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惚れた腫れたは当座のうち
ほれたはれたはとうざのうち - 意味
- 惚れたの惚れられたのと騒いでいられるのは、一緒に暮らし始めた最初の内だけで、やがて二人には単調で退屈な生活が待ち受けている。あるいは、恋する相手への激しい思いは長続きするものではなく、やがて冷めてしまい飽きがくるということ。
- 類義語
- 恋いた程飽いた / 近惚れの早飽き / 早好きの早飽き / 熱い物は冷めやすい
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婿は座敷から貰え嫁は庭から貰え
むこはざしきからもらえよめはにわからもらえ - 意味
- 婿養子は自分の家より高い家柄から貰うのがよく、嫁は低い家柄から貰うのがよいということ。
- 類義語
- 嫁は下から婿は上から / 嫁は台所から貰え婿は玄関から貰え
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雌鶏歌えば家滅ぶ
めんどりうたえばいえほろぶ - 意味
- 妻がなにかにつけて口出しして実権を持つようになると、夫の権威は地におちてやがて家庭は崩壊するという意。
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面々の楊貴妃
めんめんのようきひ - 意味
- 人はそれぞれにみな、自分の妻や恋人を美人だと思っているということ。
- 類義語
- 痘痕も靨 / 愛してその醜を忘る / 惚れた欲目 / 蓼食う虫も好き好き
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元の鞘へ収まる
もとのさやへおさまる - 意味
- 抜いた刀を元の鞘に収めることから、いったんは離婚したり仲たがいした者同士が昔の関係に戻ること。
- 類義語
- 元の鞘へはまる
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落花枝に上り難し
らっかえだにのぼりがたし - 意味
- ひとたび散った花は、もう元の枝に戻ることはできない。そこから、いったん壊れた男女の仲は元通りにならないことのたとえ。また、失敗は取り返しがつかないという意味。
- 類義語
- 破鏡再び照らさず / 覆水盆に返らず
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律義者の子沢山
りちぎもののこだくさん - 意味
- 真面目で義理がたい律義者は酒色にふけらず、夫婦仲が円満なので、自然に子どもがたくさん生まれるという意味。
- 類義語
- 貧乏柿の核沢山 / 貧乏人の子沢山
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連理の枝
れんりのえだ - 意味
- 夫婦仲や男女の仲が極めてむつまじいことのたとえ。「連理」は、別々の二本の木の幹や枝がつながって一本になり、木目が連なっていること。「理」は、木目。
- 類義語
- 比翼連理 / 連理の枝 / 天に在らば比翼の鳥地に在らば連理の枝 / 比翼の鳥 / 比目の魚 / 連理の契り
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破れ鍋に綴じ蓋
われなべにとじぶた - 意味
- 割れてひびの入った鍋には、こわれた箇所に木を当てて直した蓋がついていて釣り合いがとれているという意。どんな人にもその人に合った配偶者がいることのたとえ。
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