親子・家庭
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親が親なら子も子
おやがおやならこもこ - 意味
- 親が駄目だとその子も同じように駄目だと、親子を非難していうことば。
- 類義語
- 親も親なり子も子なり / 親に似ぬ子なし / 親が鈍すりゃ子も鈍する
- 対義語
- 親は親子は子
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親子は一世
おやこはいっせ - 意味
- 親子の関係は現世だけのつながりにすぎないということ。
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親に似ぬ子は鬼子
おやににぬこはおにご - 意味
- 子は親に似るのだから、似ない子があれば、それは人の子ではなく鬼の子であるの意で、子が親に劣る場合や、悪い振る舞いにいうことが多い。
- 類義語
- 親に似ぬ子は芋の子 / 親に似ぬ子は茗荷の子 / 親に似ぬ子は島流し / 子は親に似る
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親に目なし
おやにめなし - 意味
- 親はわが子かわいさのあまり、子の欠点や誤りはなかなかわからぬのが常であるということ。
- 類義語
- 親の欲目 / 親の目は贔屓目 / 我が子の悪事は見えぬ / 自分の子には目口が明かぬ
- 対義語
- 子を見ること親に如かず
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親の甘茶が毒となる
おやのあまちゃがどくとなる - 意味
- 親が子を甘やかして育てるのは長い目で見るとその子のためにはならず、むしろ毒する結果になるということ。
- 類義語
- 親の甘いは子に毒薬
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親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない
おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもあだはない - 意味
- 茄子の花は一つとして仇花がなく、咲けば必ず実をつけるのと同じように、親の意見というものはすべて子のためになることの教え。
- 類義語
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない / 親の意見と茄子の無駄花 / 親の意見と冷や酒は後で利く
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親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない
おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない - 意味
- なすの花は咲けば必ず実をつける。親の意見も同じように、すべて子のためになってむだがないということ。子を思って話す親の意見は聞くべきであるという教え。
- 類義語
- 親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない
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親の意見と冷や酒は後で利く
おやのいけんとひやざけはあとできく - 意味
- 親の意見は、当座はうるさいと思っても、後になってなるほどと思い当たるものであるという教え。
- 類義語
- 冷や酒と親の意見は後薬 / 親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない
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親の因果が子に報う
おやのいんががこにむくう - 意味
- 親が犯した悪業の結果が子に及んで子が苦しむことで、罪のない子に災いを与えないためにも親は行いを慎めという教え。
- 類義語
- 親の善悪は子に報う / 親の罪子に報う / 親の罰は子に当たる
- 対義語
- 親の光は七光
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親の恩は子で送る
おやのおんはこでおくる - 意味
- 親から受けた恩には、わが子を立派に育て上げることで恩返しができるものであるということ。
- 類義語
- 親の恩は次第送り / 親の思いは子に送る
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親の心子知らず
おやのこころこしらず - 意味
- 子を思う親の深い情愛の心も知らないで、子は勝手な振る舞いをするものだということ。
- 類義語
- 子の心親知らず
- 対義語
- 子を持って知る親の恩
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親の十七子は知らぬ
おやのじゅうしちこはしらぬ - 意味
- 若い自分の失敗について親は子に語らないので、子には親の昔が分からないということ。品行方正、優等生であったような顔をする親を皮肉ったことば。
- 類義語
- 姑の十七見た者がない
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親の脛を噛る
おやのすねをかじる - 意味
- 独立できない子が、親に養ってもらったり援助してもらったりしていること。
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親の光は七光り
おやのひかりはななひかり - 意味
- 本人はさほど才能や実力はないのに、親の威光や声望のおかげで、子が世間からいろいろ恩恵を受けること。
- 類義語
- 親の七光 / 親の光は七とこ照らす
- 対義語
- 親の因果が子に報う
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親の欲目
おやのよくめ - 意味
- 親は我が子がかわいいあまりに、実際以上に買いかぶってしまうということ。
- 類義語
- 親に目なし / 子故に迷う親心
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親は親子は子
おやはおやこはこ - 意味
- 親は立派でも子は悪い場合や、その逆の場合もあって、必すしも子は親に似るとは限らないということ。また、親には親の、子には子の考え方や生き方があるという意もある。
- 類義語
- 親は親だけ子は子だけ / 形は生めども心は生まぬ
- 対義語
- 瓜の蔓に茄子はならぬ / 親が親なら子も子
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親はなくとも子は育つ
おやはなくともこはそだつ - 意味
- 親が死んだり、親に捨てられたりした場合でも、残った子はどうにか成長していくということ。人生はそれほど心配したものではないという意味。
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親馬鹿子馬鹿
おやばかこばか - 意味
- 自分の子を溺愛する親は子の愚かさに気づかずに盲目的になり、子は親の愛におばれて常織に欠けた振る舞いをする。第三者から見れば、親も子も馬鹿に見えるということ。
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負わず借らずに子三人
おわずからずにこさんにん - 意味
- 人の世話にもならず、借金もなく、子供が三人あるという、昔の庶民の理想的な家庭像をいったことば。
- 類義語
- 足らず余らず子三人 / 余らず過ぎず子三人 / 思うようなら子三人 / 三人子持ちは笑うて暮らす / 子三人子宝
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乳母日傘
おんばひがさ - 意味
- 乳を飲ませたり世話を焼いたりする養育専門の乳母をつけ、外出時には直射日光をさえぎる日傘を差しかけることで、子どもを大切に育てるたとえ。
- 類義語
- 蝶よ花よ
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