親子・家庭
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子を見ること親に如かず
こをみることおやにしかず - 意味
- 親が、だれよりもよくわが子の長所短所を知っているということ。
- 類義語
- 子を知るは父に若くは莫し / 子を知るは親
- 対義語
- 親に目なし / 親の欲目
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子を持って知る親の恩
こをもってしるおやのおん - 意味
- 自分が子供をもち、育てる立場になってはじめて、親の恩愛の深さとありがたさがわかるものであるということ。
- 類義語
- 子を養いて方に父の慈を知る / 子を持たねば親の恩を知らず / 子持てば親心
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三人子持ちは笑うて暮らす
さんにんこもちはわろうてくらす - 意味
- 子供の数は、三人が多からず少なからずちょうどよいというたとえ。
- 類義語
- 子供持つなら三人持て / 足らず余らず子三人 / 負わず借らずに子三人 / 死なぬ子三人皆孝行
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獅子の子落とし
ししのこおとし - 意味
- 獅子は生まれた子を深い谷に突き落とし、自力ではい上がる子だけを育てるという伝説から、自分の子に苦労させて能力を試し、厳しく育てることのたとえ。
- 類義語
- 獅子の子育て / 可愛い子には旅をさせよ
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舐犢の愛
しとくのあい - 意味
- 親が子を、本人のためにならないほどまでに溺愛することのたとえ。「舐」はなめること、「犢」は子牛。親牛が子牛をなめて可愛がる様子から出たことば。
- 類義語
- 老牛舐犢 / 老牛犢を舐る
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掌中の珠
しょうちゅうのたま - 意味
- 手の中にある珠玉の意から、自分が最も大切にしている物、転じて、最愛の子や妻のたとえ。
- 類義語
- 手中の珠
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身体髪膚之を父母に受く
しんたいはっぷこれをふぼにうく - 意味
- 自分の体は頭の先から足の爪先まですべてを父母から授かったものであり、大切にしなければならないということ。
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親は泣き寄り他人は食い寄り
しんはなきよりたにんはくいより - 意味
- 不幸な出来事があると、身内の者は心から悲しんで集まって来る。しかし、他人は表面的には同情してくれるが、実際は出される御馳走が目当てだということ。
- 類義語
- 親の泣き寄り / 他人の食い寄り
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児孫の為に美田を買わず
じそんのためにびでんをかわず - 意味
- 地味の肥えた良い田のような財産を子孫に残ぜば、子孫は安逸な生活を送りやすい。従って、本人たちのことを考えて財産を残さないという意味
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透き間風は冷たい
すきまかぜはつめたい - 意味
- 義理の親子、夫婦、親友などの間で感情の隔たりが生じると、それまで親密だっただけにいっそう冷たさが身にしみるというたとえ。
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千の倉より子は宝
せんのくらよりこはたから - 意味
- 多くの財宝よりも子供は大切であるということで、子供は何物にもかえ難い最高の宝だということ。
- 類義語
- 万の倉より子は宝 / 金宝より子宝 / 子に過ぎたる宝なし / 子に勝る宝なし / 子宝千両
- 対義語
- 子は三界の首枷 / 子宝脛が細る
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総領の甚六
そうりょうのじんろく - 意味
- 長男は甘やかされて育つので、弟たちよりぼんやりしていて世間知らずだということ。「総領」は家を相続する長男。「甚六」はろくでなしを人名風に言ったもの。
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袖の下に回る子は打たれぬ
そでのしたにまわるこはうたれぬ - 意味
- しかる時に逃げるような子なら追いかけても打ちたくなるが、自分を慕ってすがりついてくる子は可愛くて打つ気になれないということ。
- 類義語
- 袖の下に回る子は可愛い / 怒れる拳笑顔に当たらず / 尾を振る犬は叩かれず
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足らず余らず子三人
たらずあまらずこさんにん - 意味
- 収入は少な過ぎず多過ぎずで、子供は三人というのが、暮らしていくのにちょうどよいということ。また、子供の数は、三人が少なくもなく多くもなく理想的だという意昧でも用いられる。
- 類義語
- 余らず過ぎず子三人 / 負わず借らずに子三人 / 三人子持ちは笑うて暮らす / 子三人子宝
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父父たらずと雖も子は子たらざるべからず
ちちちちたらずといえどもこはこたらざるべからず - 意味
- 父が父としての務めを果たさなくても、子は子としての務めを果たさなくてはいけないという教え。
- 類義語
- 親は親でも子は子たれ
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父の恩は山よりも高く母の恩は海よりも深し
ちちのおんはやまよりもたかくははのおんはうみよりもふかし - 意味
- 父母の恩はこの上なく大きいことのたとえ
- 類義語
- 父母の恩は山よりも高く海よりも深し / 父は天母は地
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父は子の為に隠し子は父のために隠す
ちちはこのためにかくしこはちちのためにかくす - 意味
- 父が子の犯した罪をかばい、また子が父の犯した罪をかばうというように、互いに父子でかばい合うのは正義とはいえないが、親子の情愛の現れとして当然のことであるということ。
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血は水よりも濃い
ちはみずよりもこい - 意味
- 同じ血のつながりがある血縁の人々は、他人よりもきずなが強いということで、いざというときに頼りになるのは、身内であるという意。
- 類義語
- 血は争えぬ
- 対義語
- 兄弟は他人の始まり / 遠い親戚より近くの他人
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寵愛昂じて尼になす
ちょうあいこうじてあまになす - 意味
- わが娘かわいさのあまり、手放すことをためらって嫁にやらず、ついに尼にしてしまうの意から、腹を過ぎたかわいがり方は、かえって本人のためにならないことのたとえ。
- 類義語
- 贔屓の引き倒し / 過ぎたるは猶及ばざるが如し
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亭主の好きな赤絵帽子
ていしゅのすきなあかえぼうし - 意味
- 烏帽子は黒塗りと決まっているが、一家の主人が赤塗りが好きだといえば、たとえそれが風変わりであっても家族は同調しないわけにはいかないということ。非常識でも家長の言い分は通ることのたとえ。
- 類義語
- 亭主の好きな赤鰯 / 亭主が好きなら薦でも被れ
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