親子・家庭
81 - 100 ( 106 件中 ) [ ←前 / 1 2 3 4 5 6 / 次→ ]
[PR]-
虎は千里を行って千里を帰る
とらはせんりをいってせんりをかえる - 意味
- 虎は一日のうちに千里の先まで行って、また帰ってくるの意から、勢いが極めて盛んなことのたとえ。また、虎は千里の道の先から、わが子のためにはその千里の道さえも帰ってくるの意から、子を思う親心の強さのたとえにも用いられる。
- 類義語
- 虎は子を思うて千里を帰る
-
鳶が鷹を生む
とんびがたかをうむ - 意味
- 平凡な親から非凡な優れた子供が生まれることのたとえ。
- 類義語
- 鳶が孔雀を生む / 百舌が鷹を生む / 烏の白糞
- 対義語
- 鳶の子は鷹にならず / 瓜の蔓に茄子はならぬ / 蛙の子は蛙
-
鳶の子は鷹にならず
とんびのこはたかにならず - 意味
- 凡傭な親からは平凡な子が生まれるもので、凡人の子は凡人にしか育たないことのたとえ。
- 類義語
- 蛙の子は蛙 / 瓜の蔓に茄子はならぬ / 子は親に似る
- 対義語
- 鳶が鷹を生む
-
無い子では泣かれぬ
ないこではなかれぬ - 意味
- 子供がなくては苦労してみたくてもできず、たとえ苦労はしても子のあるほうがよいということ。
- 類義語
- 子は三界の首枷
-
直き木に曲かる枝
なおききにまがるえだ - 意味
- まっすぐな木であっても曲がった枝がついているということから、正しい人にもどこか欠点があるものだというたとえ。また、清廉潔白な親から不正な子が生まれる場合があるということのたとえ。
-
乳狗虎を搏ち伏鶏狸を搏つ
にゅうくとらをうちふくけいりをうつ - 意味
- 乳飲み子を育てる親犬は、虎をも恐れず向かっていき、ひなを抱いた鶏は、狸をも恐れず向かっていくの意で、子への愛のためには弱いものも強くなることのたとえ。
- 類義語
- 焼け野の雉夜の鶴
-
盗人を捕らえて見れば我が子なり
ぬすびとをとらえてみればわがこなり - 意味
- 盗人を捕らえたら意外にも自分の子だったということで、事が意外なために処置に困るたとえ。さらに、親しい者でも油断してはならないという意味もある。
-
這えば立て立てば歩めの親心
はえばたてたてばあゆめのおやごころ - 意味
- わが子がはえるようになると早く立てるように願い、立てるようになると早く歩けるようにと願う、わが子の成長を待ちわびる親の心情を言ったもの。
-
墓に布団は着せられず
はかにふとんはきせられず - 意味
- 親が死んでしまってから、墓に布団を着せても意味はないのだから、親の生きているうちに親孝行をせよ、という教え。
- 類義語
- 石に布団は着せられぬ / 孝行のしたい時分に親はなし / 風樹の歎
-
畠あっての芋種
はたけあってのいもだね - 意味
- 畑がなければ、どんなによい芋種があっても芋はできない意から、母親がよくないとよい子は生まれないことのたとえ。
-
腹は借り物
はらはかりもの - 意味
- 母親の腹は一時借りただけで、生まれた子の身分はもっぱら父親の身分によるということ。
- 類義語
- 腹は仮りの世
-
馬鹿な子ほど可愛い
ばかなこほどかわいい - 意味
- 親にとっては、愚かな子ほどふびんに思えて、可愛い気持ちが強いものだということ。
- 類義語
- 鈍な子は可愛い / 不幸な子が可愛い / 外れっ子ほど可愛い
-
人の子の死んだより我が子の転けた
ひとのこのしんだよりわがこのこけた - 意味
- 他人の子どもが死んだ場合には一通りの同情しか覚えない人も、自分の子どものことになると転んだくらいで大騒ぎする。それほど、人は自分の子どもが可愛いというたとえ。
- 類義語
- 人の十難より我が一難
-
一人娘と春の日は暮れそうで暮れぬ
ひとりむすめとはるのひはくれそうでくれぬ - 意味
- 一人娘は親が手放すのを惜しんで、なかなか嫁にやらないものだということを、暮れそうで暮れない春の夕日と並べて、「呉れる」と「暮れる」とを掛けたもの。
- 対義語
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる
-
貧乏柿の核沢山
びんぼうがきのさねたくさん - 意味
- 貧乏柿は実が少なく種が多いことから、貧乏人には子が多いことのたとえ。「貧乏柿」は小さい渋柿。
- 類義語
- 渋柿の子沢山 / 貧乏人の子沢山 / 律義者の子沢山
-
風樹の歎
ふうじゅのたん - 意味
- 木は静かにしていたいと思っても、風が吹きやまないために思うようにならないということで、親孝行をしようと思ったときには、すでに親は死んでいて孝養をつくすことができないという歎きのたとえ。
- 類義語
- 樹静かならんと欲すれども風止まず / 子養わんと欲すれども親待たず / 孝行のしたい時分に親はなし / 風木の歎 / 風木の悲しみ
-
父母の恩は山よりも高く海よりも深し
ふぼのおんはやまよりもたかくうみよりもふかし - 意味
- 両親から受けた恩の大きさを、高い物の代表として山、深い物の代表として海と比較したことば。何物もその恩をしのげないということ。
- 類義語
- 父の恩は山よりも高く母の恩は海よりも深し
-
身修まりて後家斉う
みおさまりてのちいえととのう - 意味
- 自分の言動を整え正しくすることによって、はじめて一家がきちんと治まるということ。
- 類義語
- 修身斉家治国平天下
-
娘三人は一身代
むすめさんにんはひとしんだい - 意味
- 養蚕や製糸に女手を必要とした土地のことわざで、娘が三人あれば、手が多くなるから一財産つくることができるということ。
- 類義語
- 娘三人持てば左団扇
- 対義語
- 娘三人持てば身代潰す
-
娘三人持てば身代潰す
むすめさんにんもてばしんだいつぶす - 意味
- 娘が三人いれば、その嫁入り仕度のために全財産がなくなってしまうということ。嫁入りさせるには大変な費用がかかることをいったもの。
- 類義語
- 女三人あれば身代が潰れる / 娘一人に七蔵明ける / 娘の子は強盗八人
- 対義語
- 娘三人は一身代
81 - 100 ( 106 件中 ) [ ←前 / 1 2 3 4 5 6 / 次→ ]
[PR]人生 | 人間 | 男と女 |
日常生活 | 社会 | 自然 |
50音別 |