金銭
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銭は足なくして走る
ぜにはあしなくしてはしる - 意味
- 金銭には足がないが、まるで足があるように人から人へと渡り、流通するのが早いということ。また、あっという間に金銭がなくなってしまうことにもいう。
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中流に船を失えば一瓢も千金
ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっぴょうもせんきん - 意味
- 流れの真ん中で船を失ったときには、たとえひょうたん一つでも貴重な浮き袋の代用となるという意味。場合によっては、つまらないものでも非常な価値があるというたとえ。
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土一升に金一升
つちいっしょうにかねいっしょう - 意味
- その土地の、土一升の値段が一升の金に匹敵するということで、土地の価格が極端に高いことのたとえ。
- 類義語
- 金一升に土一升 / 寸土寸金
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爪で拾って箕で零す
つめでひろってみでこぼす - 意味
- 爪の先で少しずつ拾い集めたものを、箕で大量に一度にこぼしてしまう意で、苦労してこつこつ蓄えたものを、無造作に浪費してしまうたとえ。また、収入は少ないのに、支出が非常に多いことのたとえにも用いる。
- 類義語
- 爪で拾って箕であける / 枡で量って箕で零す / 耳掻きで集めて熊手で掻き出す / 針で掘って鍬で埋める
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手が明けば口が明く
てがあけばくちがあく - 意味
- 仕事がなくなれば、すぐ食べるのにも事欠くの意で、その日暮らしの様子のたとえ。また、仕事が暇になると無駄口が多くなるたとえにも用いる。
- 類義語
- 叩き止めば食い止む
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時は金なり
ときはかねなり - 意味
- 時間は非常に貴重で、金銭と同じようなものだということ。時間を無駄使いするなという戒め。
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取り勘定より遣い勘定
とりかんじょうよりつかいかんじょう - 意味
- 人は収入を増やすことに一生懸命精出すが、むしろそれよりも無駄な支出を抑えることに心掛けるべきであるという教え。
- 類義語
- 得を取るより損するな / 入るを量りて出ずるを為す
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人間万事金の世の中
にんげんばんじかねのよのなか - 意味
- この世の中は、すべて金によって左右されるということ。金の力は大きく、金ほど大切なものはないという教え。
- 類義語
- 先立つ物は金 / 地獄の沙汰も金次第 / 成るも成らぬも金次第 / 金の光は阿弥陀ほど / 仏の沙汰も銭
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後の千金
のちのせんきん - 意味
- 時機に間に合わない援助は、大金であっても役に立たないということ。
- 類義語
- 後の千金より今の百文 / 明日の百より今日の五十
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上り大名下り乞食
のぼりだいみょうくだりこじき - 意味
- 京への旅は、行きは旅費も十分あるのでぜいたくをするが、帰りは使い果たしてみじめな旅になるということで、旅をする者の一般的な傾向を言ったことば。
- 類義語
- 江戸っ子は往き大名還り乞食 / 往き大名の帰り乞食
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裸で道中はならぬ
はだかでどうちゅうはならぬ - 意味
- 無一文で旅はできないということ。宿代、食費など、何かにつけての費用を用意する必要があるということから、何事にも準備が欠かせないというたとえにも使う。
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針を倉に積む
はりをくらにつむ - 意味
- 辛抱強く、せっせと小金をため込むことのたとえ。針の大きさでは目に見えてたまることがないことから、少しもたまらないむなしさの意もある。
- 類義語
- 針を積んでもたまらぬ
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引っ越し三両
ひっこしさんりょう - 意味
- 一度の引っ越しに三両ぐらいはかかるという意味で、引っ越し費用が馬鹿にならないことをいったことば。
- 類義語
- 家越し三両
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布施ない経に袈裟を落とす
ふせないきょうにけさをおとす - 意味
- 坊さんは布施がないと、袈裟も付けないで略式の経を読むということ。人は報酬の多い少ないに応じて、それなりの仕事をするものだというたとえ。
- 類義語
- 布施だけの経を読む / 布施見て経読む / 布施ない経は読まぬ / 仏事供養も布施次第
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分相応に風が吹く
ぶんそうおうにかぜがふく - 意味
- 人には、それぞれの身分に応じた暮らし方があり、出費も大きくかさむ家もあれば、僅かの出費ですむ家もあるというたとえ。
- 類義語
- 分々に風は吹く / 大きな家には大きな風
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減らぬものなら金百両、死なぬものなら子は一人
へらぬものならかねひゃくりょう、しなぬものならこはひとり - 意味
- 使っても減らないというのであれば、金など百両もあれは十分である。決して死なないとわかっているなら、子供も一人いればいい。何事も起こらないなら、必要以上にものはいらないということ。
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仏の光より金の光
ほとけのひかりよりかねのひかり - 意味
- 仏の教えも金の力には及ばないということ。金ほどありがたいものはないというたとえ。
- 類義語
- 阿弥陀の光より金の光 / 銭は阿弥陀ほど光る / 阿弥陀も銭で光る / 金の光は阿弥陀ほど / 地獄の沙汰も金次第
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枡で量って箕で零す
ますではかってみでこぼす - 意味
- 枡できっちり量っておいたものを、箕で大ざっぱにどっとこぼしてしまうことで、苦労してためたものを、一度に無駄に使ってしまうことのたとえ。
- 類義語
- 爪で拾って箕で零す / 針で掘って鍬で埋める / 耳掻きで集めて熊手で掻き出す
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百舌勘定
もずかんじょう - 意味
- 人にだけ金を出させて、自分は全く出さないようにすること。
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往き大名の帰り乞食
ゆきだいみょうのかえりこじき - 意味
- 旅行などで、行きには大名のように豪勢に金を使い、帰りは金がなくなって乞食のようにみじめになること。無計画に金を使って動きがとれなくなるたとえ。
- 類義語
- 上り大名下り乞食
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