貧富・財産
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軍者ひだるし儒者寒し
ぐんじゃひだるしじゅしゃさむし - 意味
- 兵学者も儒学者も、立派な理論や学説を世間に説いて尊敬もされるが、生活面は恵まれず貧乏しているものであるということ。
- 類義語
- 学者貧乏 / 賢者ひだるし伊達寒し
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恒産なき者は恒心なし
こうさんなきものはこうしんなし - 意味
- 財産や生業による安定した収入のない者は、定まった正しい心が保てないということ。「恒産」はしっかりした財産、または定職。「恒心」はぐらつかぬ正しい心。
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酒と朝寝は貧乏の近道
さけとあさねはびんぼうのちかみち - 意味
- 酒におぼれる、朝寝坊をして怠けていれば、たちまち貧乏になること請け合いだということ。
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三代続けば末代続く
さんだいつづけばまつだいつづく - 意味
- 何代も続いて栄えることはまれで、三代目が家運を傾かせる例が多いことから、三代目が堅実にやれば後は長く栄えることができるということ。三代かけて基礎作りに心掛ければ、竪固な土台が築き上げられることをいう。
- 類義語
- 名家三代続かず / 売り家と唐様で書く三代目 / 長者三代
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財少なければ悲しみ少なし
ざいすくなければかなしみすくなし - 意味
- 金持ちでなければ心配や悲しみは少なく、気楽なものであるということ。
- 類義語
- 財布が軽いと心が重い
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座して食らえば山も空し
ざしてくらえばやまもむなし - 意味
- 稼ぐことをせず、ぶらぶら遊んで募らしていれば、山のようにある財産もやがては使い果たしてしまうものだという意味
- 類義語
- 居て食らえば山も空なし / 座食すれば山も空し
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七細工八貧乏
しちざいくはちびんぼう - 意味
- 何でもできるような起用な人は一つのことに徹底できずにすべてが中途半端になりがちで、そのために、かえって貧乏している例が多いという意味。
- 類義語
- 八細工七貧乏 / 器用貧乏
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死ぬ者貧乏
しぬものびんぼう - 意味
- 生きてさえいれば、どんないい目を見られたかもしれないのに、死んでしまってはどうにもならない。死んだ者がいちばん損だということ。
- 類義語
- 命あっての物種 / 死ねば死に損 / 生くれば生き得 / 死んで花実が咲くものか
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四百四病より貧の苦しみ
しひゃくしびょうよりひんのくるしみ - 意味
- 四百四病とは、人間のかかるあらゆる病気のこと。どんな病気よりも貧乏がいちばんつらいということ。
- 類義語
- 貧は病より苦し
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正直貧乏横着栄耀
しょうじきびんぼうおうちゃくえよう - 意味
- 横着とは、押しが強くてずるい者の意味。正直者が正直であるがゆえに貧乏な生活に甘んじているのに対し、悪いことでも平気でやるような横着者はおおいに栄えているということ。世の中の矛盾をいったもの。
- 類義語
- 正直者が馬鹿を見る
- 対義語
- 正直の頭に神宿る
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食なき者は職を選ばず
しょくなきものはしょくをえらばず - 意味
- 食うに困っている者は、職業の種類や収人の多い少ないなどを考える余裕はなく、どんな職業にもつくものだということ。
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頭巾を見せて頬冠り
ずきんをみせてほおかむり - 意味
- 頭巾をかぶって品よく見せているが、実際は顔を隠すのが目的の頬冠りであるの意で、見かけはよいが内情は苦しいことのたとえ。
- 類義語
- 内は火が降る / 内証は火の車
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赤貧洗うが如し
せきひんあらうがごとし - 意味
- 極めて貧しく、洗い流したように持ち物が何一つない様子。「赤」は、裸で、何もないという意。
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総領の十五は貧乏の世盛り
そうりょうのじゅうごはびんぼうのよざかり - 意味
- 長子が十五のころは、家計がもっとも苦しい時期であるのをいう。
- 類義語
- 総領子の十五の時は囲炉裏の灰も溜まらぬ / 総領の十五は屋根棟下ろし / 乙子の十五は家蔵建てる
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伊達の素足も無いから起こる
だてのすあしもないからおこる - 意味
- 冬に足袋をはかずに素足でいるのは粋だとほめられるが、実は足袋が買えないだけのことだという意味。
- 類義語
- 伊達の素足も貧から起こる
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長者三代
ちょうじゃさんだい - 意味
- 金持ちの家は三代までで、その後は続かないということ。二代目は、初代の苦労を知っているのでその財産を守るが、三代目は、ぜいたくに育っているのでその財をなくしてしまう者が多いことから。
- 類義語
- 三代続く分限なし / 長者に二代なし / 長者に三代なし / 名家三代続かず / 売り家と唐様で書く三代目 / 三代続けば末代続く
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長者富に飽かず
ちょうじゃとみにあかず - 意味
- はた目にはあれだけ金があればもういいだろうと思われるような金持ちでも、自分の富に満足はしない。金はたまり出すと、もうこれでいいということはなくなり、きりなく欲が出るものだということ。人間の欲望に限度がないことのたとえ。
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長者に二代なし
ちょうじゃににだいなし - 意味
- 金持ちの子は甘やかされて育つので、いい加減な人間になることが多く、たいていは二代でつぶれてしまうということ。
- 類義語
- 長者三代 / 名家三代続かず / 名主の跡は芋畑
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長者の万灯より貧者の一灯
ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう - 意味
- たとえわずかであっても、貧しい人間の心のこもった寄進のほうが、金持ちの金に飽かせた寄進よりも値打ちがあるということ。物の多少よりも誠意が大事であるというたとえ。
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爪に火を点す
つめにひをともす - 意味
- ろうそくの代わりに、爪の先に火をともして明かりにする意で、非常にけちなたとえ。また、倹約してつましい暮らしをするたとえ。
- 類義語
- 爪から火が出る / 爪に火点した火で火傷する
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