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仇も情けも我が身から出る
あだもなさけもわがみからでる - 意味
- 人から恨まれたり愛情を示されたりするのは、すべて自分が招いたものであるということ。ふだんの心掛けや行い次第であるということ。
- 類義語
- 因果応報 / 自業自得 / 身から出た錆
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あちら立てればこちらが立たぬ
あちらたてればこちらがたたぬ - 意味
- 利害や意見を異にする双方のどちらにもそむきたくない立場の悩みをいったもの。双方を同時に満足させることは難しいとのたとえ。
- 類義語
- あなたを祝えばこなたの怨み / 入船に良い風出船に悪い / 猫が肥えれば鰹節が痩せる
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悪貨は良貨を駆逐する
あっかはりょうかをくちくする - 意味
- 質のよい貨幣と悪い貨幣がともに流通している場合、質のよい貨幣は貯蔵・鋳つぶしなどで市場から姿を消し、悪貨のみが流通するようになるという「グレシャムの法則」のこと。
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熱い物は冷めやすい
あついものはさめやすい - 意味
- 熱くなったものは冷めるのも早い。物事に熱中しやすい者はまた飽きるのも早い。これは、恋愛についても当てはまる。
- 類義語
- 恋いた程飽いた
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暑さ寒さも彼岸まで
あつささむさもひがんまで - 意味
- 残暑も、秋の彼岸のころには衰えて涼しくなり、余寒も、春の彼岸を迎えることには薄らいで、その後はしのぎやすくなるということ。
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暑さ忘れて陰忘る
あつさわすれてかげわする - 意味
- 物陰で暑さを避けていた者が、暑さが去ると陰のありがたさを忘れてしまう。苦しいときが去ると肋けてくれた人の恩義をすぐに忘れてしまうこと。与えられた恩を忘れるのが早いたとえ。
- 類義語
- 雨晴れて笠を忘る / 喉元過ぎれば熱さを忘れる / 病治りて医師忘る
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熱火子に払う
あつびこにはらう - 意味
- 跳ねた火の子を我が子のほうに払ってしまうということ。危急の場合には極端な利己心が山てしまうことをいう。
- 類義語
- 熱灰を子に跳ねる / 跳ね火子に払う
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羹に懲りて膾を吹く
あつものにこりてなますをふく - 意味
- あつものは野菜や魚肉を入れた熱い吸物。なますは酢で味つけした冷たい料理。熱い料理でやけどをした者は、なますも吹いて冷まそうとするということから、前の失敗に懲りて必要以上の無益な用心をするたとえ。
- 類義語
- 蛇に噛まれて朽ち縄に怖ず / 火傷火に怖じる
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当て事と越中褌は向こうから外れる
あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる - 意味
- 越中ふんどしは後ろから布を回して前のひもにはさんで使うふんどし。越中ふんどしが前から外れるように、あてにしていたことは先方の都合などで外れることが多い。自分の都合だけで期待してもむだということ。
- 類義語
- 当て事と褌は向こうから外れる
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当てずっぽうの通り神
あてずっぽうのとおりがみ - 意味
- 当てずっぼうは、あて推量がうまく当たったということのしゃれことば。予想した通り、という意味を神にかけたもの。通り神は今日的にいえば交通の神に当たる。その通り神の通る通路にあたると怪我をしたり、からだが痛くなったりするという俗信があった。
- 類義語
- 当てられて腹くだり
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後足で砂を掛ける
あとあしですなをかける - 意味
- 世話になった人の恩を裏切ったばかりか、去り際にさらにひどいことまでするたとえ。犬や猫が糞をしたあとに後ろ足で砂をかける動作をすることからきたもの。
- 類義語
- 恩を仇で返す / 陰に居て枝を折る
- 対義語
- 怨みに報ゆるに徳を以てす
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後先息子に中娘
あとさきむすこになかむすめ - 意味
- 子供を持つなら三人で、最初と最後が男、真ん中が娘という順序が理想であるということ。
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後の雁が先になる
あとのがんがさきになる - 意味
- 雁が列をなして飛ぶことから、あとから来たものが仲間を追い越して先に出ること。後輩の学識や地位が先輩をしのぐこと。また、若い者が先に死んだりしたときにも使う。
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後の喧嘩先にする
あとのけんかさきにする - 意味
- あとになってもめごとが起こらないように、事前に十分に論争しておくこと。めんどうな用件を切り出すときに前置きとしても使われる。
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後の祭り
あとのまつり - 意味
- 祭りのすんだあとは、にぎわいが嘘だったように何もない。手遅れ、時機を外してむだになることの意。
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後は野となれ山となれ
あとはのとなれやまとなれ - 意味
- 命令形ではなく、野になろうと山となろうとかまわないという意味で、いまさえよければ、または目先のことさえすめば、あとはどうなってもかまわないということ。
- 対義語
- 立つ鳥跡を濁さず
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後腹が病める
あとばらがやめる - 意味
- 子どもを出産した後でしばしば腹が痛くなるように、物事が一段落してからもそれに関連した出費がなくならないで苦しむこと。
- 類義語
- 後腹痛む / 後腹病む
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穴があったら入りたい
あながあったらはいりたい - 意味
- 非常に恥ずかしいと思う気持ちを表す。身の置さどころがなくて、穴にでも隠れてしまいたいということ。
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姉女房は身代の薬
あねにょうぼうはしんだいのくすり - 意味
- 年上の女房は、家計のやりくりが上手だから財産が増え、夫を大事にするから夫婦仲は円満で、家庭は安泰になるということ。
- 類義語
- 姉女房が建つ / 姉女房は子ほど可愛がる / 箆増しは果報持ち
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あの声で蜥蜴食らうか時鳥
あのこえでとかげくらうかほととぎす - 意味
- 美しい声でなくほととぎすが、ほかの鳥が食べない虫などを好んで食べるのは似つかわしくないという意。転じて、世の中の人やものごとが見かけによらないことをいう。
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