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痘痕も靨
あばたもえくぼ - 意味
- 好きになると、醜い痘痕でもかわいい靨に見えるように、ひいき目で見ると、相手の欠点も長所に見えることのたとえ。
- 類義語
- 愛してその醜を忘る / 惚れた欲目 / 面々の楊貴妃 / 恋は盲目 / 縁の目には霧が降る
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危ない事は怪我のうち
あぶないことはけがのうち - 意味
- 危ないことをするのは怪我をする確立が高いことだから、最初から近づかないはうがよいということ。怪我をしてからでは遅いから、用心に越したことはないという戒め。
- 類義語
- 君子危うきに近寄らず / 賢人は危うきを見ず / 転ばぬ先の杖
- 対義語
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
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虻蜂取らず
あぶはちとらず - 意味
- 蜘蛛が巣にかかった虻と蜂を両方とろうとして一度に糸をからめ、結局はどちらにも逃げられてしまう。両方をねらってどちらもだめになることのたとえ。欲張りすぎて損をすること。
- 類義語
- 虻も取らず蜂も取らず / 斎にも非時にも外れる / 二兎を追う者は一兎をも得ず
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脂に画き氷に鏤む
あぶらにえがきこおりにちりばむ - 意味
- 脂は脂肪のかたまり。鏤むとは彫刻すること。実体のないものの外面をいくら飾ってもむだであるということ。むだな苦労をするたとえ。
- 類義語
- 氷に鏤む / 氷に鏤め水に画く
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油を売る
あぶらをうる - 意味
- 江戸時代の髪油売りが世間話をしながら気長な商売をしたところから、むだ話をして時間をつぶすことをいう。また、人目を盗んで仕事を怠けることをいう。
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雨垂れ石を穿つ
あまだれいしをうがつ - 意味
- 雨垂れであっても、長い年月の間には、石に穴をあけることができるように、微力であっても、根気よく続ければ大きな成果を得られることのたとえ。
- 類義語
- 点滴心を穿つ / 水滴石を穿つ / 釣瓶縄井桁を断つ / 念力をも通す
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雨垂れは三途の川
あまだれはさんずのかわ - 意味
- 雨垂れの落ちる軒下から一歩出れば、外にはどんな危険が待ちかまえているかわからぬから、いつも用心を怠るなという戒め。
- 類義語
- 雨垂れ落ちは三途の川 / 男子家を出ずれば七人の敵あり
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余り茶に福あり
あまりちゃにふくあり - 意味
- 人の残した物に思わぬ幸福が潜んでいるという意味で、先を争って手を出すのは賢明でないという戒めにも使う。
- 類義語
- 残り物に福がある
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阿弥陀の光も銭次第
あみだのひかりもぜにしだい - 意味
- 仏のご利益も供える金の多少によるということ。金の威力の大きさをいうもの。
- 類義語
- 阿弥陀の光も金ほど / 阿弥陀も銭ほど光る / 地獄の沙汰も金次第 / 銭あれば木仏も面を返す
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阿弥陀も銭で光る
あみだもぜにでひかる - 意味
- 尊い仏のご利益もお布施の多少で左右されるように、この世はすべて金の世の中であり、金銭の戚力は偉大であることをいう。
- 類義語
- 阿弥陀の光も金次第 / 阿弥陀も金の世の中 / 金の光は七光 / 仏の光より金の光 / 地獄の沙汰も金次第
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網のうて淵を覗くな
あみのうてふちをのぞくな - 意味
- 網を持っていないのに魚をとろうと淵をのぞいてはいけないということから、①十分な用意がなくては、ものごとはうまくいかないという教え、②努力をしないで人をうらやんではいけないという戒め、の二つの意味を持つ。
- 類義語
- 網持たずの淵覗き
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網の目に風溜まらぬ
あみのめにかぜたまらぬ - 意味
- いくらつぎ込んでも漏れるところがあればたまるものではない。かいのないこと、むだなことをいう。
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網の目に風溜まる
あみのめにかぜたまる - 意味
- ①ありえないこと、起こるはずのないことのたとえ。②ほんのわずかとはいえ可能性のあること。
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網の目にさえ恋風がたまる
あみのめにさえこいかぜがたまる - 意味
- 綱の目には、普通、風は吹き抜けてたまらないが、恋の風ならたまることがある。遊女は、通常は恋愛の感情を抜きにして男の客の相手をするので恋をすることは滅多にないが、たまには客に本当に惚れることもあるということ。
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雨晴れて笠を忘る
あめはれてかさをわする - 意味
- 雨がやむと役に立った笠のことをすっかり忘れてしまう。困難なときが過ぎれば、すぐに受けた恩を忘れるたとえ。
- 類義語
- 暑さ忘れて陰忘る / 喉元過ぎれば熱さを忘れる / 病治りて医師忘る
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雨降って地固まる
あめふってじかたまる - 意味
- 雨が降ったあとに緩んでいた地面が固まるように、困難やもめごとがあったあとで、その試練のおかげでものごとがよりよい状態になること。
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過ちて改めざる是を過ちと謂う
あやまちてあらためざるこれをあやまちという - 意味
- 人が過ちを犯すことはやむを得ないが、過ちと気づいたらすぐに改めるべきで、改めようとしないことこそ真の過ちというものであるという教え。
- 類義語
- 過ちては改むるに憚ること勿れ / 過ちをかざる勿れ / 間違いは勘定に入らない
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過ちては改むるに憚ること勿れ
あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ - 意味
- 過失を犯したと気づいたら、周りの人や体裁などを気にしてためらうことなく、すぐに改めなければいけないという戒め。
- 類義語
- 過ちて改めざる是を過ちと謂う / 過ちをかざる勿れ / 間違いは勘定に入らない
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過ちは好む所にあり
あやまちはこのむところにあり - 意味
- 不得意なことや経験の浅いことにはよく注意してやるので失敗は少ないが、得意なことや好きなことになると、とかく油断があるので失敗が起こりやすいという戒め。
- 類義語
- 善く游ぐ者は溺る / 河童の川流れ / 好きな事には騙され易い / 好く道より破る
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在りての厭い亡くての偲び
ありてのいといなくてのしのび - 意味
- 生きている間はいやなところばかり目について疎ましかった人が、いざ亡くなってみると、今度は長所が思い出されて懐かしく恋しくなるということ。
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