け
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兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ
けいていかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ - 意味
- 兄弟というものは、家の中でけんかはしていても、外部から侮辱をうけると力を合わせてそれを防ぐものだということ。
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怪我の功名
けがのこうみょう - 意味
- やり損ないや、何気なくしたことが、思いがけずよい結果を生むこと。
- 類義語
- 過ちの功名 / 怪我勝ち
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穴隙を鑽る
けつげきをきる - 意味
- 戸などに穴を開けること。男女が密かに相手のもとに通い肉体関係を結ぶことをいう。
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煙も眉目よい方へならでは靡かぬ
けむりもみめよいほうへならではなびかぬ - 意味
- 煙でさえもなびくのは美人の方へである。誰でも美人の側にいる方がよいのにきまっているということ。
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喧嘩両成敗
けんかりょうせいばい - 意味
- 喧嘩をした者がいたら、どちらが良くても悪くても、両方を同じように処罰するということ。
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乾坤一擲
けんこんいってき - 意味
- 天下をかけ、運命をかけて大勝負に出ること。さいころを投げて、天が出るか地が出るかをかけること。
- 類義語
- 一擲乾坤を賭す / 一か八か / 伸るか反るか
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犬兎の争い
けんとのあらそい - 意味
- 両者で争っているうちに、第三者に利益を横取りされてしまうたとえ。
- 類義語
- 田父の功 / 漁夫の利 / 鷸蚌の争い
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捲土重来
けんどちょうらい - 意味
- 一度は戦いに破れた者が、勢力を盛り返して攻め寄せること。失敗した者が、ふたたび非常な意気込みで挑戦すること。
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芸が身を助くるほどの不仕合わせ
げいがみをたすくるほどのふしあわせ - 意味
- 落ちぶれた後、道楽で覚えた芸事で生計を立てているみじめな境遇をいったもの。
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芸は道によって賢し
げいはみちによってかしこし - 意味
- 一芸に通じた者は、その道に詳しいということ。さらに、いろいろな分野の専門家は他分野の人の追随を許さないということ。
- 類義語
- 芸は道によって精し
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逆鱗に触れる
げきりんにふれる - 意味
- 君主や目上の人を激怒させること。「逆鱗」は竜の喉の下にある逆さに生えた鱗。これに触れると、竜は怒ってその人を殺すという。本来は竜を天子にたとえて、天子の怒りに触れることをいった。
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下戸の建てた蔵はない
げこのたてたくらはない - 意味
- 酒の飲めない下戸が、その酒代をためて蔵を建てた話は聞かないということ。酒を飲まずにいても財産ができるものではないと、酒飲みが下戸をからかうことば。また、酒飲みの自己弁護のことば。
- 類義語
- お神酒上がらぬ神はない / 酒蔵あれども餅蔵なし / 酒なくて何の己が桜かな
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下駄も阿弥陀も同じ木の切れ
げたもあみだもおなじきのきれ - 意味
- 足にはく下駄も拝まれる仏像も、元は同じ木から作られたものであるの意から、始めは同じでも、心掛けしだいで大きな差ができることの教え。また、身分や職業の違いはあっても、人間としての根本は同じであるという教えにも用いる。
- 類義語
- 下駄も仏も同じ木の端
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月下氷人
げっかひょうじん - 意味
- 結婚の媒酌人、仲人のこと。
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げらげら笑いのどん腹立て
げらげらわらいのどんばらだて - 意味
- げらげら笑っていたかと思うと、不意に腹を立てる。このように感情の起伏が激しい者のこと。
- 類義語
- げたげた笑いのどん腹立て / げらげら笑いの仏項面
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