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大行は細謹を顧みず
たいこうはさいきんをかえりみず - 意味
- 大きな事を成し遂げようとする者は、細かな事に気を使ったりせず、目的に向かって積極的に事を運ぶものだということ。
- 類義語
- 大行は小謹を顧みず / 大功を成す者は小を成さず
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大敵と見て恐れず小敵と見て侮らず
たいてきとみておそれずしょうてきとみてあなどらず - 意味
- 敵が強そうに見えても恐れて怯んではいけないし、逆に弱そうであっても見くびって油断するようではいけないということ。
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鯛も一人は旨からず
たいもひとりはうまからず - 意味
- 鯛のように旨い魚でも、一人きりで食べたのではおいしくはなく、料理は大勢で楽しく食べればなお一層おいしく感じられるということ。
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大勇は勇ならず
たいゆうはゆうならず - 意味
- 真に勇気のある人は、むやみに威張ったり争ったりしないから、見かけは臆病に見えるということ。
- 類義語
- 大勇は怯なるが如し / 大勇は闘わず
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斃れて後已む
たおれてのちやむ - 意味
- 死んだ後ではじめて終わる意で、生きている限り一生懸命に努力をし続けること。
- 類義語
- 死して後已む
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高きに登るには卑きよりす
たかきにのぼるにはひくきよりす - 意味
- 物事を成功させるには、まず身近なところから始めて一歩一歩堅実に順序を踏んで行わなければいけないという教え。
- 類義語
- 千里の行も足下より始まる
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高嶺の花
たかねのはな - 意味
- 高い山の頂に咲いている花のように、ただ見ているだけで、手に入れることはできないもの、思いを遂げることのできないもののたとえ。
- 類義語
- 花は折りたし梢は高し / 及ばぬ鯉の滝登り
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鷹の前の雀
たかのまえのすずめ - 意味
- 鷹ににらまれた雀がすくんでしまうことから、恐ろしい相手、あるいは威勢のある者の前でちぢこまっていることのたとえ。手も足も出ないこと。
- 類義語
- 鷹に会った雀 / 鷹に雀 / 猫の前の鼠 / 蛇に見込まれた蛙
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鷹骨折って旦那の餌食
たかほねおってだんなのえじき - 意味
- 鷹狩りで、鷹が苦労して捕った獲物が鷹のものにならないように、奉公人が苦労した結果は旦那のものになることのたとえ。
- 類義語
- 犬骨折って鷹の餌食 / 犬が追い出した鶉を鷹がとる
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宝の山に入りながら空しく帰る
たからのやまにいりながらむなしくかえる - 意味
- せっかく絶好の機会に恵まれながら、それを生かしきれず、望みを達することができないで終わることのたとえ。
- 類義語
- 七宝の山に登って手を空しゅうす
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多言は身を害す
たげんはみをがいす - 意味
- 口数が多い者は、いらざる事を口外して他人に迷惑をかけたり、信用を落としたりして、わが身に災いを招くことになるという戒め。
- 類義語
- 多言なればしばしば窮す / 口は禍の門
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他山の石とする
たざんのいしとする - 意味
- よその山から出た粗悪な石でも、自分の宝石を磨く砥石として役立てることができるの意で、つまらぬ他人の言行でも、自分の知徳を磨き向上させるための材料にするというたとえ。
- 類義語
- 人の振り見て我が振り直せ / 人こそ人の鏡 / 人を以て鑑と為す
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多勢に無勢
たぜいにぶぜい - 意味
- 大人数を相手に小人数で立ち向かうことで、とても勝ち目はないこと。
- 類義語
- 衆寡敵せず / 寡は衆に敵せず
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闘う雀人を恐れず
たたかうすずめひとをおそれず - 意味
- 雀は弱くて臆病だが、それでもけんかに夢中になっている時は人が近づいても逃げようとしない。そのことから、無我夢中になっている者が予想外の強さを発揮するたとえ。
- 類義語
- 闘雀人を恐れず
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叩けよさらば開かれん
たたけよさらばひらかれん - 意味
- 積極的に求め、入ろうと努力する者に神の国の門は開かれるという意味で、あらゆる行動における積極さを促すたとえに用いられる。
- 類義語
- 求めよさらば与えられん
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ただより高い物はない
ただよりたかいものはない - 意味
- 人からただで物をもらうと、お返しの出費がかさんだり、無理な頼みも聞く羽目になったりして、結局は高いものについてしまうということ。
- 類義語
- 物を貰うはただより高い / 買うは貰うに勝る
- 対義語
- ただより安い物はない
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ただより安い物はない
ただよりやすいものはない - 意味
- ただで手に入れた物ほど安い物はないということ。
- 対義語
- ただより高い物はない
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棚から牡丹餅
たなからぼたもち - 意味
- 棚の下でのんびり寝ていたらたまたま牡丹餅が落ちてくるということから、思いがけない幸運が舞い込んでくることのたとえ。
- 類義語
- 開いた口へ牡丹餅 / 棚ぼた
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他人の飯を食う
たにんのめしをくう - 意味
- 他人の家に寄食したり、他人の間でもまれて生活したりして苦労を味わうこと。
- 類義語
- 隣の飯も食ってみよ。
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楽しみ尽きて悲しみ来る
たのしみつきてかなしみきたる - 意味
- 楽しい気持ちが項点に達した後には、悲哀の気持ちが生まれてくる意で、楽しみは長く続くものではないということ。
- 類義語
- 楽しみ尽きて憂え来る / 楽しみの後には苦しみ来る / 歓楽極まりて哀情多し
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