ふ
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富貴天に在り
ふうきてんにあり - 意味
- 人が富を築くのも貴い身分に上がるのも、すべては天が定めるものであって、本人がいくら望んでもどうしようもないということ。
- 類義語
- 運は天に在り / 運否天賦 / 命は天に在り
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富貴には他人集まり、貧賎には親戚も離る
ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなる - 意味
- 地位や財産のある者のところには赤の他人でさえ利益を求めて寄ってくるが、貧乏な者のところには親戚さえも寄りつかないということ。
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富貴は浮き雲の如し
ふうきはうきぐものごとし - 意味
- 財産があっても身分が高くても、それらは空に浮かぶ雲のように一時的なものであり、あっけなく失われてしまうということ。また、不正な手段で財産や高い身分を手に入れても、保ち統けることができないということ。
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風樹の歎
ふうじゅのたん - 意味
- 木は静かにしていたいと思っても、風が吹きやまないために思うようにならないということで、親孝行をしようと思ったときには、すでに親は死んでいて孝養をつくすことができないという歎きのたとえ。
- 類義語
- 樹静かならんと欲すれども風止まず / 子養わんと欲すれども親待たず / 孝行のしたい時分に親はなし / 風木の歎 / 風木の悲しみ
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夫婦喧嘩は犬も食わぬ
ふうふげんかはいぬもくわぬ - 意味
- 何でも首を突っ込んで食う犬でさえ、夫婦喧嘩には見向きもしないの意から、夫婦喧嘩はつまらぬことが原因で起こり、すぐに仲よくなるものだから、他人が心配したり仲裁に入ったりするべきではないというたとえ。
- 類義語
- 夫婦喧嘩と夏の餅は犬も食わぬ / 女夫いさかい犬食わぬ / 夫婦喧嘩と西風は夜に入って治まる
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夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き
ふうふげんかはびんぼうのたねまき - 意味
- しょっちゅう夫婦喧嘩をしているような家庭は、不仲が夫の遊びや妻の浪費を招き、貧乏になるということ。
- 類義語
- 夫婦喧嘩は貧の基
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夫婦喧嘩も無いから起こる
ふうふげんかもないからおこる - 意味
- 金が無くて生活が苦しいと、何かにつけて夫婦喧嘩が起こるということ。
- 類義語
- 夫婦喧嘩と稲の悪いはねえから
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夫婦は合わせ物離れ物
ふうふはあわせものはなれもの - 意味
- 夫婦は他人同士が一緒になったものだから、別れることもありがちで仕方のないことだということ。
- 類義語
- 夫婦は他人の集まり / 合わせ物は離れ物
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夫婦は他人の集まり
ふうふはたにんのあつまり - 意味
- 夫婦はもともと赤の他人だった者同士が結びついてできた関係にすぎないのだから、不和になったり、離婚したりしても不思議はないということ。
- 類義語
- 夫婦は合わせ物離れ物
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夫婦は二世
ふうふはにせ - 意味
- 夫婦の縁は現世だけでなく来世までのものという意味。
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覆水盆に返らず
ふくすいぼんにかえらず - 意味
- 器からこぼれてしまった水をもとに戻すことはできないの意から、①いったん離縁してしまった夫婦はふたたび縁を結ぶことはできない、②いったんなされたことはもはや元通りにはできない、ということ。
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覆轍
ふくてつ - 意味
- ひっくり返った車の車輪の跡のことで、前の人の失敗のあと、失敗の前例のたとえ。
- 類義語
- 前車の覆るは後車の戒め / 覆車の戒め
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河豚食う馬鹿河豚食わぬ馬鹿
ふぐくうばかふぐくわぬばか - 意味
- 猛毒を持つ河豚を食べて命を落とすのは愚かだが、むやみに恐れてまったく食べなくて河豚の美味を知らないというのも愚か者だということ。
- 類義語
- 河豚食う馬鹿に食わぬ馬鹿 / 河豚食う無分別食わぬ無分別
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河豚食う無分別食わぬ無分別
ふぐくうむふんべつくわぬむふんべつ - 意味
- 猛毒のある河豚をやたらに食べて命を落とすのは愚か者であるが、その毒を恐れるあまり全く口にもせず、その美味を味わわない者も愚かであるということ。
- 類義語
- 河豚食う馬鹿食わぬ馬鹿
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河豚汁や鯛もあるのに無分別
ふぐじるやたいもあるのにむふんべつ - 意味
- 鯛というおいしい魚もあるのに、どうして毒にあたる危険をおかしてまで河豚汁を食べるのか、の意で、河豚の味の抗しがたい魅力をいったもの。
- 類義語
- 食い物のあるのに鉄砲汁
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河豚にもあたれば鯛にもあたる
ふぐにもあたればたいにもあたる - 意味
- 中毒するのは河豚ばかりではなく、時には鯛でも中毒することがあるというたとえ。
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巫山の夢
ふざんのゆめ - 意味
- 男女が夢の中で結ばれること。
- 類義語
- 巫山の雲雨 / 巫山の雲 / 巫山の雨
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夫唱婦随
ふしょうふずい - 意味
- 夫が言い出して、妻がそれに従う意から、妻が夫を立てて逆わず、夫婦仲がよいことをいう。
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負薪の憂い
ふしんのうれい - 意味
- 薪を背負って働いたための病気の意で、自分の病気をへりくだっていうことば。
- 類義語
- 采薪の憂い / 採薪の憂い
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布施ない経に袈裟を落とす
ふせないきょうにけさをおとす - 意味
- 坊さんは布施がないと、袈裟も付けないで略式の経を読むということ。人は報酬の多い少ないに応じて、それなりの仕事をするものだというたとえ。
- 類義語
- 布施だけの経を読む / 布施見て経読む / 布施ない経は読まぬ / 仏事供養も布施次第
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