幸・不幸

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余り茶に福あり
あまりちゃにふくあり
意味
人の残した物に思わぬ幸福が潜んでいるという意味で、先を争って手を出すのは賢明でないという戒めにも使う。
類義語
残り物に福がある

歩く足には棒当たる
あるくあしにはぼうあたる
意味
外出したり活躍したりすれば、それだけ災いや障害につき当たる率も多いが反面では意外の幸せをつかむことも多いというもの。つまり動きまわっておれば、よいことにも悪い事にも逢うが、家にひっこんでいたのでは、大した生き甲斐も生まれないということ。
類義語
歩く足には泥がつく

鰯網で鯨捕る
いわしあみでくじらとる
意味
鰯漁の網に鯨がかかったということから、偶然の幸運や意外な収穫のたとえ。また、鰯網で鯨が捕れるはずがないことから、あり得ないことのたとえ。

浮き沈み七度
うきしずみななど
意味
人生には何度も浮き沈みがある。浮沈盛衰は人生の常であるから、一喜一憂するにはおよばないということ。
類義語
浮き沈みも一代に七度

禍福己による
かふくおのれによる
意味
禍や福は運によるものではなく、本人の心掛けによるという教え。
類義語
禍福門なし唯人の召く所

禍福は糾える縄の如し
かふくはあざなえるなわのごとし
意味
災厄と幸運とは繕り合わせた縄のように表裏一体をなしていて、代わる代わるやってくるものだということ。
類義語
塞翁が馬 / 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり / 楽は苦の種苦は楽の種

禍福門なし唯人の招く所
かふくもんなしただひとのまねくところ
意味
禍福や幸福がやってくるのには、初めから定まった門があるのではなく、悪をなせば禍がくるし、善をなせば幸福がくるのであって、幸不幸は結局その人の行いが招くものだという教え。
類義語
禍福己による

口は禍の門
くちはわざわいのもん
意味
善意で言ったことを誤解されたり、うっかり本音を言ってしまったり、とかく口は災難を招くものだということ。言葉は慎むべきだという戒め。
類義語
口は禍の元 / 舌は禍の根 / 口と財布は締めるが得 / 三寸の舌に五尺の身を誤る / 病は口より入り禍は口より出ず / 禍は口から

芸が身を助くるほどの不仕合わせ
げいがみをたすくるほどのふしあわせ
意味
落ちぶれた後、道楽で覚えた芸事で生計を立てているみじめな境遇をいったもの。

塞翁が馬
さいおうがうま
意味
人生では何が幸せになるか、何が不幸せになるかわからないというたとえ。
類義語
禍福は糾える縄の如し / 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり / 楽は苦の種苦は楽の種

便りのないのは良い便り
たよりのないのはよいたより
意味
平穏無事な時は、人はなかなか手紙を書かないものであるから、手紙が来ないのは何も問題が生じていない証拠で、良い便りと同じだということ。
類義語
御無沙汰は無事の便り

大吉は凶に還る
だいきちはきょうにかえる
意味
占いで積極的、能動的である陽の卦が極点に達すると、今度は消極的、受動的な陰の卦に移ることから、最高の運勢である大吉は凶に戻るという意味。よいことばかりは続かないので要注意という戒め。
類義語
身に過ぎた果報は災いの基

池魚の禍
ちぎょのわざわい
意味
意外な災難の巻き添えを食うたとえ。とくに火事の類焼に遭うこと、また火事をいう。城門の火事を消すために池の水をくみ出したため、池の魚がみんな死んでしまったという故事にもとづく。

屠所の羊
としょのひつじ
意味
屠殺場にひいていかれる羊。不幸の深淵に直面してがっかりしたり、死期が迫っているものにたとえる。

泣き面に蜂
なきつらにはち
意味
不幸や不運が重なるたとえにいう。

爾に出ずるものは爾に反る
なんじにいずるものはなんじにかえる
意味
善悪にかかわらず、自分のやった行いの報いは必ず自分に戻ってくるという意味。従って、幸運も災難も自分で招く場合が多いということ。
類義語
因果応報 / 身から出た錆

残り物に福がある
のこりものにふくがある
意味
人々の取り残した物にしばしば利得があるということ。争って手を出したりしない遠慮深い人に、かえって幸運が訪れるということ。
類義語
余り物に福がある / 余り茶に福あり

人を呪わば穴二つ
ひとをのろわばあなふたつ
意味
他人を呪い殺して墓穴に入れようとする者は、自分も同じ目にあってもう一つの墓穴に入るようになる。他人の不幸を願えば自分も不幸になるという戒め。
類義語
人を祈らば穴二つ / 人を呪わば身を呪う

淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず
ふちにのぞみてうおをうらやむはしりぞいてあみをむすぶにしかず
意味
淵のそばにいて魚が欲しいと思いながら見ているよりは、家に戻って魚を捕る網を作ったほうがよいということで、他人の幸福を羨むよりも自分で幸福になる方策を考えるべきだというたとえ。

身に過ぎた果報は災いの基
みにすぎたかほうはわざわいのもと
意味
分不相応の幸せは災難を招くことになりやすいから、気をつける必要があるということ。また、自分に合う程度の幸せがよいという意味もある。
類義語
大吉は凶に還る

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