損得
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会えば五厘の損がゆく
あえばごりんのそんがゆく - 意味
- 大阪地方のことわざ。五厘は一銭の半分。人との交際は、時間を取られたり、出費があったり、必ず何ほどかの損をするということ。
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朝寝八石の損
あさねはちこくのそん - 意味
- 石は昔の容積の単位で米を量るのに使った。一石は百升で約百八十リットル。朝寝坊は万事につけて、それほど損をするものだということ。
- 対義語
- 朝起き千両夜起き百両
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明日の百より今日の五十
あすのひゃくよりきょうのごじゅう - 意味
- 明日になれば多くくれるという約束よりも、さし迫っている今、少なくてもよいから今日もらったほうがよいということ。また、先のことは当てにならぬから、小さくても今の幸いを手に入れたほうがよいという現実主義にもいう。
- 類義語
- 後百石より今五十 / 明日の親鳥より今日の卵 / 先の雁より手前の雀 / 死しての千年より生きての一日 / 来年の百両より今年の一両 / 聞いた万文より見た一文 / 末始終より今の三十
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一文吝みの百知らず
いちもんおしみのひゃくしらず - 意味
- 目先のわずかな出費を惜しんで、後で大損をする愚に気づかぬたとえ。目先の損得だけを考えずに、将来の利益を考えて金を使うことを知らなければならないという教え。
- 類義語
- 一文吝みの百損 / 一文儲けの百遣い / 一文怖しみの百失い / 小利を貪り大利失う / 安物買いの銭失い / 損して得取れ
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一挙両得
いっきょりょうとく - 意味
- 一つの事をすることによって、同時に二つの利益を得ること。
- 類義語
- 一石二鳥
- 対義語
- 彼方立てれば此方が立たぬ / 虻蜂取らず / 二兎を追う者は一兎をも得ず
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鬼に瘤を取られる
おににこぶをとられる - 意味
- 一見損害を受けたようでいて、実はかえって利益になることのたとえ。大きなこぶのある翁が、鬼の酒盛りに出ていっしょに踊り、次に来る約束の代わりに鬼にこぶを取られた「こぶとりじいさん」の昔語にもとづくもの。
- 類義語
- 土用の死人を盗人が取る
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思し召しより米の飯
おぼしめしよりこめのめし - 意味
- 思いやりの好意をかけてもらうよりも、腹の足しになる米の飯をもらうほうがありがたいの意で、実利を望むたとえ。
- 類義語
- 情けの酒より酒屋の酒 / 心持ちより搗いた餅 / 心中より饅頭 / 花より団子
- 対義語
- 食うた餅より心持ち
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買うは貰うに勝る
かうはもらうにまさる - 意味
- 物をもらうのは、費用もかからず、買うより得な気がするが、実際は精神的な負担が残ったり、相手に借りができてしまったリする。自分で苦労して買うほうが、引け目も束縛もなくていい、ということ。
- 類義語
- ただより高いものはない
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小を捨てて大に就く
しょうをすててだいにつく - 意味
- あまり重要でないものを切り捨てて、大切な物を取り上げること。
- 類義語
- 小の虫を殺して大の虫を助ける / 小を専らとして大を失うこと莫れ / 小事に拘わりて大事を忘るな / 大事の前の小事
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詩を作るより田を作れ
しをつくるよりたをつくれ - 意味
- 実生活に直接役に立たないことをするよりも、実益のある仕事に精を出せというたとえ。
- 類義語
- 句を作るより田を作れ / 碁を打つより田を打て / 坐禅組むより肥やし汲め / 品を作ろうより田を作れ / 念仏申すより田を作れ / 庭作りより田を作れ / 粋が身を食う
- 対義語
- 人はパンのみにて生くるにあらず
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好いた事はせぬが損
すいたことはせぬがそん - 意味
- 好きなことをしないのは損だということ。やりたいことがあれば、あとで悔やまないようにやったほうがよい。早いところやるにかぎるということ。
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末始終より今の三十
すえしじゅうよりいまのさんじゅう - 意味
- ずっと先に多く手に入れるよりも、たとえ少なくても今手に入れるほうがよいということ。
- 類義語
- 明日の百より今日の五十 / 後百より今五十 / 末の百両より今の五十両 / 来年の百両より今年の一両
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殺生は八分の損、見るは十分の損
せっしょうははちぶのそん、みるはじゅうぶのそん - 意味
- 生き物を殺す残忍な行為をする者によいことはないが、それを見て喜ぶ者にはいっそうよいことはない。殺生を見て喜ぶ人間を戒めたもの。
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損して得取れ
そんしてとくとれ - 意味
- たとえ一時の損はしても、それが後になって大きな利益になって返ってくるようにするのが商売のこつであるという教え。
- 類義語
- 損して利を見よ / 損せぬ人に儲けなし / 損は儲けの始め / 一文吝みの百知らず
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損して恥掻く
そんしてはじかく - 意味
- 損をしたうえに恥までかくということで、さんざんな目に遭うことのたとえ。
- 類義語
- 痛む上に塩を塗る / 泣き面を蜂が刺す / 弱り目に祟り目
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損せぬ人に儲けなし
そんせぬひとにもうけなし - 意味
- 損をするのを恐れてばかりいる者は、大きな利益を上げることはできないということ。損を覚悟の商売もしなければ、大きな儲けはできないという教え。
- 類義語
- 損して得取れ / 損は儲けの始め / 損して利を見よ / 損をせねば儲けもない
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損と元値で蔵を建て
そんともとねでくらをたて - 意味
- 商人は、この値段で売ったのでは損をしているとか、仕入れ値を割っているとか言いながら、いつの間にか金持ちになって蔵を建てているということ。
- 類義語
- 商人は損していつか倉が建つ / 商人の元値 / 商入は損と原価で暮らす / 商人の空値
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ただより高い物はない
ただよりたかいものはない - 意味
- 人からただで物をもらうと、お返しの出費がかさんだり、無理な頼みも聞く羽目になったりして、結局は高いものについてしまうということ。
- 類義語
- 物を貰うはただより高い / 買うは貰うに勝る
- 対義語
- ただより安い物はない
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ただより安い物はない
ただよりやすいものはない - 意味
- ただで手に入れた物ほど安い物はないということ。
- 対義語
- ただより高い物はない
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得を取るより名を取れ
とくをとるよりなをとれ - 意味
- 金を儲けるといったような実利よりも、名誉や名声のほうを重視するべきだという考え方。
- 対義語
- 名を取るより得を取れ
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