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有為転変の世の習い
ういてんぺんのよのならい
意味
有為とは、困難によって生じ、また滅する世の中のもの。世の中の現象はすべて激しく変化して、とどまることをしないということ。

憂いも辛いも食うての上
ういもつらいもくうてのうえ
意味
苦しいとか辛いとかの悩みを言えるのも、衣食に不自由がないから言えるのであって、衣食に事欠くようになれば、そんな不平は言ってはいられなくなるものだということ。
類義語
衣食足りて礼節を知る / 飢えては食を択ばず

飢えては食を択ばず
うえてはしょくをえらばず
意味
飢えているときは、食べ物のえり好みはせず何でも食べるように、生活に困窮したときは、安易な不平不満などは言っていられないものだということ。
類義語
空き腹にまずい物なし / ひもじい時にまずい物なし

上には上がある
うえにはうえがある
意味
これが最高と思っていても、さらに優れたものはある。予想外に度を超しているものへの賛嘆、また、うぬぼれや欲望を適度にとどめるようにとの戒めの言葉に使う。
類義語
上に上あり下に下あり / 上を見れば方図がない

魚が水を得たよう
うおがみずをえたよう
意味
時と所を得た人が、自在に意欲的に活動しているさま。また、親密な交際の形容にも使う。
対義語
水を離れた魚

魚心あれば水心
うおごころあればみずごころ
意味
魚に水に親しむ心があれば、水もまた魚に親しむ心を持つ、ということ。相手が好意を持っていれば、こちらもまた好意を持つ。相手の出方次第で、こちらの態度が決まるということ。
類義語
網心あれば魚心 / 水心あれば魚心

うかうか三十きょろきょろ四十
うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう
意味
三十代を遊んだり、むなしく過ごしているうちに、あっという間に四十になり、慌て姶めるということ。歳月の過ぎやすく、人生が無為に過ぎることのたとえ。

浮き川竹
うきかわたけ
意味
川のそばに生えていて水に浸っている竹が川水の増減によって浮き沈みすることから、不安定な境遇のたとえ。

浮き沈み七度
うきしずみななど
意味
人生には何度も浮き沈みがある。浮沈盛衰は人生の常であるから、一喜一憂するにはおよばないということ。
類義語
浮き沈みも一代に七度

浮世の苦楽は壁一重
うきよのくらくはかべひとえ
意味
この世の苦楽は隣り合っていて変転極まりないものであるから、苦境にあっても悲観することなく、楽境にあっても楽観は禁物であるという教え。
類義語
浮世は回り持ち / 楽あれば苦あり / 浮世は回る水車

浮世は牛の小車
うきよはうしのおぐるま
意味
この世は辛い苦しい事ばかりがしきりに回ってくるものであるということ。
類義語
浮世は車

鶯鳴かせたこともある
うぐいすなかせたこともある
意味
かつては、梅の花が鶯をとめて鳴かせるように、男性からもてはやされたこともあるということ。老女の懐古のことば。

有卦に入る
うけにいる
意味
やることなすことが図に当たって幸運が続くこと。占いの十二運説によると、幸運の有卦が七年続き、つぎの五年間は無卦にはいる。

烏合の衆
うごうのしゅう
意味
烏のように集まって規律もなく騒ぐだけの群衆や軍勢。
類義語
烏合の勢

雨後の筍
うごのたけのこ
意味
雨の降った後に筍が次々に生えてくるように、相次いで起こる物事のたとえ。

兎も七日なぶれば噛み付く
うさぎもなぬかなぶればかみつく
意味
どんなおとなしい性質のものでも、度々いじめられれば怒り出すものだということ。
類義語
なぶれば兎も食い付く / 仏の顔も三度

兎を見て犬を呼ぶ
うさぎをみていぬをよぶ
意味
兎を見てから、猟犬を呼んで追いかけさせても捕らえることができるの意から、状況をよく見極めて対策を立てれば、間に合うことが多いから、簡単に物事をあきらめてはいけないという教え。
類義語
兎を見て鷹を放つ

牛に引かれて善光寺参り
うしにひかれてぜんこうじまいり
意味
思いがけないことや人の誘いによって、その道に入ること。偶然よいほうへ導かれることのたとえ。また、信仰とは無関係に人と行をともにすることにも使われる。善光寺の近くに住んでいた老女が布をさらしていたとき、牛が角に布を引っかけていったのを追いかけて偶然善光寺に入り、それが縁で参詣するようになった、という故事にもとづくとされている。

牛の歩みも千里
うしのあゆみもせんり
意味
牛の遅い足どりでも、やがては千里の先まで行くことができるの意で、何事もたゆまず続ければ、大きな成果をあげることができるという教え。

牛の角を蜂が刺す
うしのつのをはちがさす
意味
牛の角は堅いから蜂が刺してもなんの痛みも感じない。痛くもかゆくもないことのたとえ。
類義語
牛の角に虻 / 午の角を蚊がせせる / 鹿の角を蜂が刺す / 石地蔵に蜂

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