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己の頭の蠅を追え
おのれのあたまのはえをおえ
意味
他人のことにあれこれ口を出す前に、まず自分のことをきちんとせよという戒め。
類義語
自分の頭の蠅を追え / 頭の上の蠅を追え / 我が頭の蠅を追え / 人の蠅を追うより己の蠅を追え / 面面の蜂を払う / 我が蜂払え / 人の事より足下の豆を拾え

己の欲せざる所は人に施す勿れ
おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ
意味
自分が好まないことは他人も同じように思っているのだから、それを他人にしてはならないという戒め。
類義語
我が身を抓って人の痛さを知れ

己を以て人を量る
おのれをもってひとをはかる
意味
自分が卑しい心をしている者は他人もそうだろうと考えがちだが、そのように人はとかく自分自身を基準にして他人の心中や力量を推量しがちだということ。

斧を掲げて淵に入る
おのをかかげてふちに入る
意味
斧は山に行くときには役に立つが、淵に持って入っても何の役にも立たない。ものの用途を誤ること。適材を適所に用いないことのたとえ。

斧を研いで針にする
おのをといではりにする
意味
斧を針の細さにまで研ぐというのは大変だが、やる気になれば不可能ではない。そこから、どんなに困難なことでも忍耐と努力があれば成就するものだというたとえ。
類義語
斧を針にする / 石臼を箸に刺す

尾羽打ち枯らす
おはうちからす
意味
鷹の尾や羽が傷んでみすぼらしくなるという意味で、隆盛を誇っていた者が地位や財産を失って落ちぶれてしまうことのたとえ。

伯母の牡丹餅と乾夕立の来ぬことはない
おばのぼたもちといぬいゆうだちのこぬことはない
意味
伯母はやさしいから来る時は必ずおみやげを持ってきてくれる。それと同じように、乾の方角(北西)に黒雲が起これば必ず夕立がやってくる。
類義語
戌亥の夕立と伯母御の牡丹餅は来ぬためし無し

お髭の塵を払う
おひげのちりをはらう
意味
「お髭に塵がついています」と言って、目上の人間にこびへつらうということ。権力を持つ人間におべっかを使う卑屈な態度を潮笑したもの。

帯に短し襷に長し
おびにみじかしたすきにながし
意味
帯にするには短いし、たすきにするには長すぎるひもにたとえて、中途半端でものの役に立たないことをいう。

おぶえば抱かりょう
おぶえばだかりょう
意味
だだをこねる子供を背負ってやると、次には抱かれたいと甘えるようになること。一つ何かをしてやると、いい気になって、さらにその上を求めてくるたとえ。
類義語
負うてやろうと言えば抱いてくれと言う / おぶえば抱かろう / おんぶすれば抱っこ

思し召しより米の飯
おぼしめしよりこめのめし
意味
思いやりの好意をかけてもらうよりも、腹の足しになる米の飯をもらうほうがありがたいの意で、実利を望むたとえ。
類義語
情けの酒より酒屋の酒 / 心持ちより搗いた餅 / 心中より饅頭 / 花より団子
対義語
食うた餅より心持ち

溺れる者は藁をも掴む
おぼれるものはわらをもつかむ
意味
おぼれそうなときには、とにかく助かりたい一心で、わらのような頼りにならないものにもすがりつくということ。危急の際には、手段を選ばずに、頼りにならないものにもすがろうとするたとえ。

お前百までわしゃ九十九まで
おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで
意味
夫婦が仲むつまじく共に長生きすることを願うことば。
類義語
偕老同穴

お神酒上がらぬ神はない
おみきあがらぬかみはない
意味
尊い神様でさえ、みな酒を供えられて召し上がっているの意で、酒飲みが自己弁護に使うことば。
類義語
下戸の建てた蔵はない

思い内にあれば色外に現る
おもいうちにあればいろそとにあらわる
意味
心に思っていることがあれば、それは自然と表情や動作に現われること。また、それによって周囲の人に知れてしまうこと。つまり、恋をしている者は、そのことをいくら隠してもまわりの人に知られてしまうということ。
類義語
心内にあれば色外に現る / 心内に動けば詞外に現る

思い面瘡思われ面皰
おもいおもくさおもわれにきび
意味
面瘡はにきびやそばかすなどのこと。人を思ったり、人から思われたりするとにきびができる。にきびは思い思われる証拠であるということ。

思い立ったが吉日
おもいたったがきちじつ
意味
何かをしようと思ったら、即座に手をつけるのがよい。たとえ暦の上ではその日が凶であっても、実行することで吉日になるという意味。
類義語
思い立つ日が吉日 / 旨い物は宵に食え / 善は急げ

思う事言わねば腹脹る
おもうこといわねばはらふくる
意味
心の中に思っていることを言わないで我慢していると、そのことのために物がつかえて腹がふくらんでくるような気持ちの悪い不愉快な気分になるということ。
類義語
物言わねば腹脹る / 言わねば腹脹る / 思いを包むは罪深し
対義語
物言えば唇寒し秋の風

思う仲に公事さすな
おもうなかにくじさすな
意味
仲のよい男女でも、自分たちのもめごとを裁判にまで持ち込めば、仲直りすることは困難となる。だから仲のよい者同士は、どんな争いであっても法律に訴えるようなことは避けた方がよい。

思う仲に口さすな
おもうなかにくちさすな
意味
お互いに好き合う男女に対しては、二人のためを思ってであっても第三者が差し出口をしてはいけない。それは、かえって二人の仲に水を差すことになるということ。

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