ぬ
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糠の中で米粒探す
ぬかのなかでこめつぶさがす - 意味
- 糠は玄米を白米に精白するときに取れる種皮や胚芽が粉になったものであり、それにまじったわずかな米粒を探し当てるのは困難なことから、めったに見つからないことのたとえ。
- 類義語
- 雨夜の星
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糠味噌が腐る
ぬかみそがくさる - 意味
- その声を浴びると糠味噌でさえ腐ってしまいそうだということで、調子外れの歌や声の悪さをけなす時に使うことば。
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糠喜び
ぬかよろこび - 意味
- 一度は大喜びしたのに、その根拠がなかったとわかって喜んだのが無駄になるということ。
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抜け駆けの功名
ぬけがけのこうみょう - 意味
- 戦場で味方の陣をこっそり抜け出し、敵陣に一人で攻め入って立てた武功。転じて、人を出し抜いて立てた手柄や利益のこと。
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盗人猛々しい
ぬすびとたけだけしい - 意味
- 盗みや悪事を働いておきながら、ずぶとく平然としているさま。また、盗みや悪事を見咎められて居直ったり、逆に食ってかかることをいう。
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盗人に追い銭
ぬすびとにおいせん - 意味
- 盗人に物を盗まれた上に、銭を追加して与えること。損をした上に、さらに損をするたとえ。
- 類義語
- 泥棒に追い銭 / 盗人に追いを打つ
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盗人に鍵を預ける
ぬすびとにかぎをあずける - 意味
- 鍵は盗難を防ぐものなのに、それを盗人に預けるというわけで、悪事の便宜を与えて被害を大きくするたとえ。
- 類義語
- 盗人に鍵 / 盗人に糧 / 盗人に倉の番 / 猫に鰹節
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盗人にも三分の理
ぬすびとにもさんぶのり - 意味
- 盗人が盗みを働くにも、それなりの理屈があるということ。どんなことでも、理屈がこじつけられるたとえ。
- 類義語
- 盗賊にも三分の理 / 泥棒にも三分の理 / 柄のない所に柄をすげる / 理屈と膏薬は何処へでもつく
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盗人の取り残しはあれど火の取り残しはなし
ぬすびとのとりのこしはあれどひのとりのこしはなし - 意味
- 盗人はどんなに盗んでも家ごと全部ということはないが、火事は何も残さずに燃やしてしまう。盗難より火災のほうが恐ろしいということ。
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盗人の隙はあれども守り手の隙なし
ぬすびとのひまはあれどもまもりてのひまなし - 意味
- 盗人は自分の都合に合わせて盗みに入るのだから暇を作れるが、守る番人のほうはいつ盗人が入るかわからないので休む暇がない。盗人を防ぐのは難しく、完全には防げないということ。
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盗人の昼寝
ぬすびとのひるね - 意味
- 盗入が昼寝をしているのは夜になったら盗みに行くため。そこから、何事をするにもそれなりの理由があるというたとえ。また、悪事をたくらんで準備していることのたとえ。
- 類義語
- 盗人の昼寝も当てがある
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盗人を捕らえて見れば我が子なり
ぬすびとをとらえてみればわがこなり - 意味
- 盗人を捕らえたら意外にも自分の子だったということで、事が意外なために処置に困るたとえ。さらに、親しい者でも油断してはならないという意味もある。
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盗人を見て縄を綯う
ぬすびとをみてなわをなう - 意味
- 盗人を見つけてから捕らえるための縄を綯うのでは手遅れということから、必要に迫られてあわてて準備する不用意さや、時機に遅れて間に合わないことのたとえ。
- 類義語
- 泥縄 / 泥棒を見て縄を綯う / 盗人を捕らえて縄を綯う / 軍見て矢を矧ぐ
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濡れ衣を着る
ぬれぎぬをきる - 意味
- 無実の罪を負わされること。また、身におぼえのない汚名をたてられること。
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濡れ手で粟
ぬれてであわ - 意味
- 濡れた手で粟をつかめば、余計につかもうとしないでも、粟粒が手にくっついて容易にたくさんつかめるところから、苦労せずに大きな利益を上げることのたとえ。
- 類義語
- 濡れ手で粟の掴み取り / 濡れ手で粟のぶったくり / 一攫千金 / 漁夫の利
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濡れぬ先の傘
ぬれぬさきのかさ - 意味
- 雨に濡れない先に傘を用意しておくの意から、失敗しないよう手回しよく準備しておくことのたとえ。
- 類義語
- 降らぬ先の傘 / 転ばぬ先の杖 / 用心には怪我なし / 用心は前にあり
- 対義語
- 泥棒を見て縄を綯う
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