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人に勝たんと欲する者は必ず先ず自ら勝つ
ひとにかたんとほっするものはかならずまずみずからかつ
意味
人に勝とうと思ったら、その前に自分自身の欲望や弱点に打ち勝つ必要があるということ。克己心の大切さを説くことば。

人に七癖我が身に八癖
ひとにななくせわがみにやくせ
意味
他人の癖を七つも見つけたら、自分には八つの癖があると反省するべきだという意味。他人の癖は目についても自分の癖には気づかないことの戒め。
類義語
人の一寸我が一尺 / 人の七難より我が十難

人には飽かぬが病に飽く
ひとにはあかぬがやまいにあく
意味
長患いの病人を看護するのは嫌ではないが、いつまでも治らない病気には嫌気がさすものだということで、長患いの病人を看病する者の負担と嘆きのことば。

人には添うて見よ馬には乗って見よ
ひとにはそうてみようまにはのってみよ
意味
人は親しく付き合ってみなければその人の本質はわからないし、馬も実際に乗り回してみなければその良否はわからないの意で、外見だけを見て、その人を軽々しく判断してはいけないという戒め。
類義語
馬には乗ってみよ人には添うて見よ / 人は添うて知れ馬は乗って知れ

人の過ち我が仕合せ
ひとのあやまちわがしあわせ
意味
人がたまたま起こした失敗が、自分に思いがけない幸運をもたらすこと。
類義語
人の不幸は我が幸福

人の一寸我が一尺
ひとのいっすんわがいっしゃく
意味
他人の欠点は僅かなものでも目につくが、自分の欠点は大きなものでも気がつかないことのたとえ。
類義語
人の一寸は見えるが我が身の一尺は見えぬ / 人の針ほど我が棒ほど / 人の七難より我が十難 / 人の背中は見えるが我が背中は見えぬ

人の苦楽は壁一重
ひとのくらくはかべひとえ
意味
どんなに大きな苦しみや喜びも、壁一つ隔てた隣の家のことであれば、自分には他人事としか感じられないということ。
類義語
人の事より我が事 / 人の十難より我が一難
対義語
人の事は我が事

人の事は我が事
ひとのことはわがこと
意味
他人の身の上に起こったことでも、いつ自分の身に巡ってこないとも限らないから心せよという戒め。
類義語
昨日は人の身今日は我が身 / 人の上に吹く風は我が身に当たる
対義語
人の苦楽は壁一重

人の事より我が事
ひとのことよりわがこと
意味
人の世話を焼く前に自分の事をきちんとせよという意味。また、人に同情するよりも自分の利益を考えよという意味でも使われる。
類義語
頭の上の蠅を追え

人の子の死んだより我が子の転けた
ひとのこのしんだよりわがこのこけた
意味
他人の子どもが死んだ場合には一通りの同情しか覚えない人も、自分の子どものことになると転んだくらいで大騒ぎする。それほど、人は自分の子どもが可愛いというたとえ。
類義語
人の十難より我が一難

人の七難より我が十難
ひとのしちなんよりわがじゅうなん
意味
他人の欠点はあれこれよく目につくが、自分にはそれ以上の欠点があっても、自分のこととなるとなかなか気づかないものであるということ。
類義語
人の七難より我が八難 / 人の一寸我が一尺 / 人の背中は見えるが我が背中は見えぬ

人の短を道う無かれ己の長を説く無かれ
ひとのたんをいうなかれおのれのちょうをとくなかれ
意味
他人の欠点を非難してはならず、自分の長所を自慢するようなことをすべきではないという戒め。

人の振り見て我が振り直せ
ひとのふりみてわがふりなおせ
意味
他人の言動のよしあしを見て、自分の振る舞いを反省し、直すべきところは改めよという教え。
類義語
人の上見て我が身を思え / 人こそ人の鏡 / 人を以て鑑と為す / 他山の石とする / 上手は下手の手本下手は上手の手本

人は落ち目が大事
ひとはおちめがだいじ
意味
人が落ち目になった時こそ、温かい援助の手を差し伸べてやらなければならない。また、自分が落ち目になった時こそ、自暴自棄にならず慎重に行動しなければならない。
類義語
人は落ち目の心ざし / 捨てる神あれば拾う神あり

人は盗人火は消亡
ひとはぬすびとひはしょうもう
意味
人を見たら泥棒と思い、火を見たら火事と思えということで、すべて何事も用心するに越したことはないという教え。
類義語
人を見たら泥棒と思え / 火を見たら火事と思え / 用心は安全の母

人は病の器
ひとはやまいのうつわ
意味
人の体は病気を入れておく容器のようなもので、次から次へといろいろな病気が出てくるということ。
類義語
人は病の入れ物

人貧しければ智短し
ひとまずしければちみじかし
意味
人間は、貧乏していると知恵の働きも鈍くなるということ。
類義語
貧すれば鈍する / 馬痩せて毛長し

一目惚れ
ひとめぼれ
意味
一目見て相手を好きになること。

一人口は食えぬが二人口は食える
ひとりぐちはくえぬがふたりぐちはくえる
意味
一人者は無駄遣いが多くて生活は苦しいが、夫婦暮らしは家計のやりくりを工夫するので、かえって生活が楽になるということ。
類義語
二人口は過ごぜるが一人口は過こせぬ

一人娘と春の日は暮れそうで暮れぬ
ひとりむすめとはるのひはくれそうでくれぬ
意味
一人娘は親が手放すのを惜しんで、なかなか嫁にやらないものだということを、暮れそうで暮れない春の夕日と並べて、「呉れる」と「暮れる」とを掛けたもの。
対義語
秋の日と娘の子はくれぬようでくれる

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